2016年7月11日月曜日

パソコン/狂乱のオピニオン編その7



パソコン/狂乱のオピニオン編その7

~パソコンの最終進化形はこれだ!~





パソコンができないと仕事にならない時代となって久しい。私は還暦を過ぎたがワープロ世代である。
実は私は字が下手である。母は達筆だが父がダメだった。父は自分が書いたものを自分で読めないような悪筆であり、所謂みみずがのたくったような字であった。遺伝なのかどうかは分からないが、若い頃から字が下手なのが私のコンプレックスだった。

会社に入って10年くらいは見積りが手書きの時代だった。
悲しい思い出がある。見積りを提出するのに、字が下手な私はそれなりに丁寧に作成しお客様を訪問した。和やかに商談をしていたのに、私の見積りを見た途端お客様が怒りだしたのである。「何だ!この字は!馬鹿にしてるのか!小学生じゃあるまいし!」
勿論馬鹿にしてはいないし、私は小学生でもなかった。身長が178cmで背広にネクタイの小学生はいない。
しかも丁寧に書いたつもりなのだ。まぁ、字のせいでお客様が激怒したのはその一回だけだったので、お客様が書道の達人で字への思い入れが強かった、などの表面には顕れない理由があったのかも知れない。しかし、これはショックだった。打ちのめされた。だが、世の中には努力してもダメなこともあるのだ。 


私は1977年の入社だが、日本語のワープロを東芝社が開発したのが1978年だそうだ。これは画期的な商品であった思う。
一般化したのは1980年代後半。私の会社にもこの頃からワープロが配備され始めている。これは助かったと小躍りした。なので、私と同じワープロ世代はパソコンはそれほど苦にしない。キーボード慣れしているのである。
だが、私より5歳以上先輩となるとちょっとばかり様相が違う。この辺は「クリック世代」である。ワープロ全盛期に管理職だった人達は見積りや書類を作る必要がなかった。慣れるチャンスを逃したのである。だからこの世代の人達の中にはキーボード恐怖症の人がいる。クリックはできるがキーボードは打てないという人が結構多かった「クリック山田」とか、あまり嬉しくないあだ名を付けられる人もいた。 


その後ワープロからパソコンに移行し、DOSからWINDOWSとなった。社内外のインフラもメールが主体となり、手作業で行っていた事務もオンライン化され、業務は一変した。もうパソコンの無い仕事や暮らしなどは想像もできないのである。
しかもハードもソフトも急速に進化を続けている。メーカーは競争原理により次から次へと開発し続けないと生き残って行けない。もうこの程度で終わり、というのはないのだ。
ハードはデスクトップからノートになりタブレットになった。この先も画期的な商品が開発されるに違いない。
しかし、もういいよ、と思うのは私だけだろうか。もうこの辺で打ち止めにしてもらいたいのである。これ以上作ってもらっても使いこなせない。もう十分である。



それでもどうしても開発を止めないと言うのなら、「脳内パソコン」というのを作って欲しい。超小型のハードを脳に埋め込んで脳の中で通信しイメージを展開するのである。キーボードを操作する時代は終わるのだ。これならいい。これこそ夢のパソコンだ。
でも埋め込むのは無理か。手術はイヤがられるもんな。
それなら孫悟空の輪っかみたいな形にすればいい。輪っかから脳に信号を送り制御すればいいのだ。これが開発されると何の操作もせずに頭の中で何ヶ国語でも流暢に翻訳して喋れ、高度な計算も思うがまま、電子辞書や計算機内臓の人間が誕生するのである。超人だ。誰しも超人になりたいので、この孫悟空の輪っかは急速に普及するはずだ。

そもそも孫悟空は石猿であったが、修行を経て自在に雲を操るなどの法を会得したのだ。人類も自在に知を操り超人化する時代が来るのではないか。
それが出来るとキーボードどころかクリックすら無くなるのだ。
メールだって脳内で思うがままに作成され、相手の脳に直接配信されるのである。遂に「クリック山田」などと陰口を叩かれていた人が一斉に解放される日が来るのである。全国のクリック世代の皆さんが孫悟空の輪っかを頭に付け代々木公園とかに集って肩を叩き合って喜び合う姿が目に浮かぶようだ。

何をバカなことを!と思っている人が多いだろうが、かつては人類が月に降り立つなどというのは全くの夢物語だったのだから、脳内パソコンなんかの方がよっぽど現実的だ。


全人類孫悟空化計画。人類の英知を結集し是非とも実現して欲しいものである。






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