2016年8月31日水曜日

飲み過ぎ/動乱のエピソード編その6


飲み過ぎ
~飲み過ぎて渋谷地獄の迷宮へ!~

酒は百薬の長と言われている。少量や適度な飲酒習慣は健康寿命を延ばすのだそうだ。しかし、適度でない飲酒は健康を大きく害し人を狂わせる。

40年近く営業マンとして生きて来た私は、平均的なアルコール摂取量を激しく超えていることは間違いない。逸脱している、と言っても過言ではないだろう。緩慢なる自殺行為と非難されても、一言もなく俯くしかないのである。
私は酒が比較的強い。しかし本当に強い人には敵わない。酒の強い、弱いはアルコールを分解する酵素の問題らしい。

アルコールを分解する時には、アセトアルデヒドという毒性の高い物質が生成され悪酔いなどを引き起こす。このアセトアルデヒドを分解する時に働く、アセトアルデヒド脱水素酵素に活性型、低活性型、不活性型の3種類があり、その人がそのどれを持っているかでそもそも酒が強いか弱いかが決まっているのだそうだ。

昔は無茶苦茶で、酒は訓練だ!毎日吐くまで飲めば強くなる!と言っていた上司が山ほどいたものだが、基本的にはとんでもない間違いである(-"-)基本的には、というのは、ミクロソームエタノール酸化系酵素というのが別にあり、この酵素は酒を飲み続けるとやや増え、いくらかは酒が強くなる可能性があるからだ。しかし、劇的に変わるものではないらしい。
不思議なのは、「私はまったくの下戸だったが、酒豪になった」という人がたまにいることだ。生物学的にはあり得ないことなのである(-_-)

出会ったお客様で一番強かったMさんは、「いやー、私なんてたいしたことないですよ。日本酒なら2升が限界」と言っていたが、2升はとんでもない量である。しかもいくら飲んでも陽気になるだけで変わらない紳士だ。化け物である。私はせいぜい8合位が限界ではなかろうか。

日本酒健康法を唱える大吟醸しか飲まないKさん曰く、「一番良い米をさらに削り、一番良い水で仕込むのだから、身体に悪いはずがない」。
なるほどその通り、と納得したが、よく考えるとどんなに良い酒でもアルコールを分解できない位飲めば肝臓を害すのであろう。

昔は、夜の12時過ぎに東京駅で別れた横浜方面の先輩が、朝会社に来ない、などということがたまにあった。べろんべろんに酔って寝込んでしまい、駅を乗り過ごしてしまうのだ。一番遠い所まで行った先輩は目を覚ましたら岐阜の大垣だったそうである。距離ではこの人がチャンピオンだろう(^_^;)

私はそこまではないが「山手線渋谷地獄事件」というのがあった。まだ20代の頃の話だが、会社の創立記念日で午後半休だった日の昼に、先輩たちと日本酒をしこたま飲んだ。3時頃に家に帰ろうと渋谷から山手線に乗って高田馬場に向かった。 

当時の日本酒は質が悪かった。今は「米を削る」のだが、昔は米に何か良からぬものを足していたのでは、と思うくらい悪酔いし、よくぐでんぐでんになった。その日もふらふらになり山手線で席に座り、当然の如く寝てしまった。

目を覚ましたら渋谷である。乗り越して一周廻ってしまったのである。しまった!と虚ろな脳みそが考える。そして意識を失った。また起きたら渋谷である(*_*)えー?!と思いまた寝てしまう。ところが、次に起きたらまた渋谷なのである((+_+))
ぐるぐる廻る渋谷地獄だ。頭が狂ったのかと思った。混濁した頭で「あー、俺は一生この渋谷地獄から抜け出せないのでは」と本気で思った。しかし結局5周して何とか高田馬場で降りることに成功した。渋谷地獄の迷宮から何とか脱出できたのである。時計を見たら夜8時過ぎ。何と5時間山手線に乗っていたのである。山手線一周は63分だそうだ。なるほど。ぴったりである(^_^;)


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