2016年8月9日火曜日

今月の一本(映画/公開中)「シン・ゴジラ」/映画・DVDその1

 ~まったく新しいゴジラに驚愕( ゚Д゚)~

 私はゴジラファンではない。ゴジラシリーズを劇場で観たのは、もしかしたら「三大怪獣地球最大の決戦」以来かも知れない。

 この作品は実に凄かった。何せゴジラとモスラとラドンが、地球の平和を守るために宇宙怪獣キングギドラと戦うのである。

 キングギドラは、竜のような長い首が3つもある、恐竜みたいな恐ろしい姿をした怪獣だ。しかも、ゴジラは悪いヤツだと思っていたら何と正義の味方だったのである。これには興奮した。手に汗握った💦

 しかしこの時私はまだ9歳だった(^_^;)1964年のことである。



 以降では、海外ものをビデオかDVDで観たようにも思うが、あまりゴジラに対して熱心だったとは言えない。それがどうして61歳にもなった今、私はゴジラを観に行くのか。

 それは異常に評判が良かったからである。ネットが熱いのだ。盛り上がりが半端ではない。一体これはどうしたことか。

 真偽を確かめるべく私は劇場に赴いたのであった(^^)/



 拙いレポートではあるが一応は書くのだからと、パンフレットでも買おうかと思ったら売り切れである。チラシすらない( Д)






  この劇場はシネコンであり15本も上映しており同数のパンフレットがあるのだが、シン・ゴジラだけ×が付いているのだ((+_+))
 うーむと唸る。やっぱり人気なんだなぁ。

 ともかく先入観なしに観てみることにした。

 で、観た。2時間の上映時間。
 終わってちょっとぼーっとした。圧倒的である。
 怪獣映画としてではない。人間ドラマに圧倒されたのだ。 
 この作品ではゴジラはモスラともラドンともキングギドラとも戦わない。従来型の大暴れをするわけではないのである。アクションシーンもさほど多くはない。それなのにこの息が詰まるような、正に手に汗握るような緊迫感は一体何だろう。 

 一つはリアリティだ。ゴジラには勿論リアリティはないが、人間ドラマとしてのリアリティが凄まじいのである。
 政府の対応や自衛隊、米国、国連など有事の際に世界がどう動くのかが、現実のシュミレーションのようにリアルに描かれているのだ。
 震災や放射能、核兵器など、現実世界の問題点を浮き彫りにして、それに対して人間が知力を尽くし、命を懸けて、互いに協力し合い解決に向かって戦う姿が胸を打つのだろう。 

 総監督・脚本は「エヴァンゲリオン」の庵野秀明、監督・特技監督は「進撃の巨人」の樋口真嗣という話題の二人を起用しており、その辺の拘りや一種のオマージュも人気の大きな一つの要因だろうと思う。 
 ゴジラが暴れる東京の引きの映像や、エヴァで使ったBGM、効果音など、エヴァファンがうっとりしてしまうような素敵な仕掛けも満載なのである。それでいてゴジラシリーズ伝統のゴジラの鳴き声や音声などもきっちり使っている。基本を押さえて進化させているのである。
 クールジャパンだな、これもまた。アニメの技法を取り入れてCGを使って実写した、みたいな感じか。
 ははぁ、なるほど。エヴァファンが多いから、それでパンフが即売り切れなんでしょうかね、きっと。観客も、何だか子供少ないもんね。

 ゴジラに対する自衛隊、米軍の攻撃シーンにもシビれたが、電車を使った作戦やビルを使った攻撃には更に驚いた(ネタバレになるので詳しくは書きませんが(^^;
 単なるリアリティの追求だけではなく新しく斬新なアイデアも満載なので、この辺が支持される理由でもあるのだろう。

 また、ゴジラの中に入っているのが狂言師の野村萬斎というのも話題になった。正確に言うと入っているわけではなく、モーションキャプチャーを付けて動いて、その動きをCGで再現しているということらしいが、これもまたなかなか素敵なクールジャパンのアイデアだ。
 俳優陣も手堅く上手いし、ほぼ言うことはありませんです。はい。

 さてそんなわけで大満足で帰路についた私であったが、何故かふと交差点で足を止めて空を見上げた。
 夏空に飛行機が飛んでいた。そこは品川駅前であった。映画では跡形もなくゴジラに破壊された場所だった。
 現実の町は平和で騒々しい。晴れ渡る東京湾方面の空を見ながら、私は一つ深呼吸した。
 9歳でゴジラ映画を観た私は、劇場を出てどんな気持ちだったのだろう。もう全く全然覚えてはいないけど、多分今と同じような気持ちだったんじゃないのかな。その時も空を見上げたかな・・・。 


 シン・ゴジラは様々な想いが蘇る映画である。


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