2016年11月4日金曜日

睡眠不足/咆哮のオピニオン編その10


<作画:みやかね・にわとり>


~睡眠不足について鷹揚に構えてみる!~


 私はやや不眠症である。まったく寝れないわけではないし、たまによく眠れることもあるので軽度と言って良いのだと思う。それでも目が冴えてしまい一晩中まったく眠れないこともある。
 眠ろうとしても眠れないのは本当にツラい。布団の中でごろごろしながら朝を待つのは情けなく悲しい。翌日の行動にも影響が出るし不安である。

 私の場合、特に出張時が顕著であった。所謂、枕が替わると眠れないってヤツだ。枕を持参しようかと真剣に考えたこともあるが、恐らく同じことなのだろうと思う(-_-)

 海外出張時は本当に悲惨だった。私は乗り物に乗って寝るのがかなり苦手である。飛行機ではまず一睡も出来ない。
 お客様とよくそんな話をしていたが、ある企業の社長であるKさんは成田から飛び立つ滑走路で寝て、起きたらマニラの滑走路に着陸するところだった、と仰っていた。しかも座席も倒さず座ったまま一瞬で熟睡したのだそうである。これはすごい。才能と言っても良いだろう。全日本睡眠選手権というような大会があれば、上位入賞は間違いない(^-^)
 逆に私は航空機搭乗中不眠大会みたいなものがあれば入賞の可能性がある。何せアメリカだろうがヨーロッパだろうが、飛行機に乗っている間はまったく眠れないのである。何をしているかと言えば映画を見ている。6本とか7本とかともかく延々と映画鑑賞するしかないのだ。

 ある時ユナイテッドでヒューストンに行った。その日はトラブルでテレビがフリーズしてしまい、映画を観ることが出来なかった。14時間の機中、仕方が無いので酒ばかり飲んでいた。かなり酔っ払ったはずなのだが、それでも眠気は来なかった。目的地に着いて眠れるかと言えばそうでもない。
 結局その6日間の出張中、合計10時間しか眠れなかった。一日2時間以下である。しかもその時だけではなく、長期出張では常にそんな感じなのだ。異国の地で眠れないのは切ないものである。テレビを観ても何だかよくわからないし、することがないのだ(-_-)

 これはいかんと医者に相談して睡眠薬を処方してもらった。それまで一度も飲んだことはなく、50も後半を過ぎて初めての睡眠薬であった。軽いものを、という私のリクエストに応え医者が初心者的な薬を処方してくれたが、酒を飲んだ時はNGと言われた。効き過ぎるのだそうだ。そういえば親しいお客様がやはり不眠で、酒と睡眠薬を一緒に飲んだら朝ふらふらになって転倒し奥様が救急車を呼んだ、という話を聞いたことがあった(゚Д゚)

 次の海外出張時には携行して行ったのだが、飛行機では酒を飲み続け、ヒューストンからニューヨークへ移動したが毎晩お客様との会食で酒を飲み、とうとう最終日まで服用する機会を逸した。やはり2時間程度しか眠れない日々が続き、睡眠不足でふらふらになった最終日に、あまりに眠気が来ないことに腹を立て、かなり時間が経って酒もかなり醒めて来たので、えーい、ままよとばかりに禁を破って一錠飲んだ。するといつの間にか寝入ってしまい、翌朝危うくフライトに間に合わなくなる寸前まで寝てしまったのである。危ない危ない(*_*;

 その後も眠れない時に、たまに睡眠薬のお世話になっている。飲めば何とか眠れるが、計ったように5時間で起きる。そして目が覚めるとまったく眠れない。朝に薬が残っているような感じで頭が少しぼーっとしたりする。しかしそのくらい何だ!5時間寝れたら十分じゃないか。
 かくして私はまったく一睡もできないという恐怖から逃れることに成功したのである。

 軽い睡眠薬では眠れない、という人も多いようだが、私は何とかなっている。
 尊敬するFさんが「人間眠くなればいつかは寝るものだ」という大変大雑把な名言を吐いた。あながち間違いではないのかも知れない。
 眠くない時は寝ないと決めてしまえば時間が有効に使えるだろうし、確かに一週間で10時間しか寝なくてもそんなにひどく体調も崩れなければ何とか仕事もできたのである。
 そのくらい鷹揚に構えた方が、寝なくちゃ寝なくちゃと悩むより身体に良いのかもしれないな。


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