2017年1月16日月曜日

「びっくりした事」Yシャツを脱ごうとしたらパンツが引き攣る?!/錯乱のエピソード編その4

                   <作画:みやかね・にわとり>

   ~日常の想定外の事態について申し述べてみる!~


 びっくりしてなんじゃこりゃー?!と「太陽にほえろ」の松田優作的に叫びたくなる時がある( ゚Д゚)

 会社から家に帰ってジャージに着替えようと思った時の話である。
 どうでもいい話だが、私はパジャマ派ではなくジャージ派である。マンションに住んでいるので早朝などにエレベーターで新聞を取りに行ったりするのだが、パジャマで部屋の外に出ることに大きな抵抗を感じるのだ。パジャマはあくまでも部屋の中だけ。男子たるものパジャマ姿を他人に見せることなかれ。男のささやかな美学である。

 で、背広を脱いでYシャツを脱ごうとした。鼻歌を歌いながらボタンを外し、普通にYシャツを脱ごうと引き上げたのだがYシャツが脱げないのだ(*_*;
 一瞬何が起きたのか?!とびっくりした。何十年も毎日している流れるような作業工程である。何故今日だけ滞るのか。
 んんん?!と思いながらも力を込めて引き上げる。すると、何とパンツが引き攣れるのである。
 ここで言うパンツは下着である。その日はニットトランクスというような形状のパンツを穿いていた。それがぐぐぐっと局部も圧迫し持ち上がるのであった。何故だ?!何故Yシャツを脱ごうとするとパンツが引き攣れるのか。40年のサラリーマン生活でもまったく初めての出来事であり、私は軽いパニック状態に陥った。まさに、なんじゃこりゃー?!である。

 深呼吸し気を静め考える。物理的に考えてYシャツを引っ張るとパンツが引き攣れるはずはない。今起きていることはあり得ないことなのだ。ならばこれはYシャツの妖精がいたずらしているのかもしれない。パンツの小人の仕業かも。

 大きな不安を抱えたまま私はそーっとズボンのベルトを外しチャックを開きズボンをずり下げてみた。
 すると・・・おおおおおおおー!( ゚Д゚)
 私は思わず声を漏らした。何と、Yシャツの一番下の予備のボタンがニットトランクスの前空きのボタンのところにしっかりと嵌っていたのであった。私はそのニットトランクスがボタンタイプだったことすら意識になく、まさかYシャツのボタンのを誤って嵌めているなど想像だにできなかったのであった。なるほど、これならYシャツを引っ張るとパンツが引き攣れるわけだ。
 ははは・・・。私は一人力なく笑い、ボタンを外しYシャツを脱いだのであった・・・。

 この類の過ちはまだある。
 去年の春のことだ。暖かくなって来たのでコートのインナーを外した。数日経った頃のことである。朝7時過ぎに私は新宿のカフェにいた。朝は満員電車の混雑を避ける意味合いもあり6時には家を出ている。じじいとなり、5時には目が覚めてしまうのが主たる要因なのかもしれない(-_-;)
 で、毎日出勤前に会社の近くのカフェに行くのである。カフェに着いてコートを脱ぎ、椅子の背もたれにかけた。しばらくスマホのニュースを読んでいたりしたが、トイレに行きたくなり立ち上がった。
 トイレに向かって歩き出すと通路で向こうから歩いて来た人が、一瞬、え?!という顔で私を見た。
 知り合いかと思ったら違うのだ。私の顔ではなくスーツの辺りを見たような気もする。どうしたんだろうと、ふと立ち止まり自分のスーツを見ると、なんじゃこりゃー?!と私は驚愕に目を見開いた( ゚Д゚)
 スーツの上にコートのインナーだけを着ていたのである。この時も私は何が起きたのか一瞬理解できなかった。数日前にインナーは脱いだはずなのだ。それなのに何故かインナーだけを着ているのだ(-_-;)
 袖がないので、見た事もないような長~いベストを羽織っているような感じである。しかもベストなら普通はスーツの下に着るものであるが、スーツの上に着ているのだ。
 ファッションは変遷すると言うが、どんな時代にもこんな着方はない。めちゃめちゃ違和感があり間抜けである。
 ぱっと見たらどうしてこの人はこんな変なカッコをしてるんだろうと、疑問符が頭に充満するであろう。一体何を羽織っているのか理解出来ないはずである。インナーだけを着ている理由を想像出来ようはずがない。それでさっきの人は変な顔をしたのだ。

 恥ずかしい。とりあえずともかく恥ずかしい。私は慌ててインナーを脱ぐとくるくると丸め左手に持った。しかし何故こんなことになったのか。私はインナーを持ったまま思わず腕組みをして考えた。そしてほどなく気付いた。

 インナーをハンガーにかけたのは覚えている。多分インナーがかかっているそのハンガーにコートをかけてしまったのだ。それで朝に何の気なしに普通にコートを着たら、誤って外してあるインナーも一緒に着て来てしまったに違いない。それでコートとインナーが分離されている状態で着ていたのだ。
 カフェでは普通にコートを脱いだので、インナーだけ身体に残ってしまったのであろう・・・。

 そうか、そういうことだったのか。私はポンと手を打とうとした。

 右手にインナーを丸めて持ったままだったので、ポンではなくボスっと実に間抜けな音がした。


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