2017年1月24日火曜日

私の「早食いの理由」が遂に判明!その驚愕の真実とは?!/日々雑感その3

 
~私の早食いの理由が遂に判明!その驚愕の真実とは( ゚Д゚)~

 私は早食いだ。子供の頃はそんなこと意識していなかったが、郷里の福島から離れ東京の大学に行ってから、(どうも俺は他の人より食べるのが早いのでは?)と思うようになった。それは指摘されることが多かったからである。

「福田くん、食べるの早いね」とか「あれ?!もう食べちゃったの?」とか、友人に驚かれるのだ。こっちがびっくりである。何せ私が普通に食事してるだけで人が驚くのだ。それで初めて自分が早食いのグループに属していることに気づいたのだ。
 そしてその友人たちは別にイヤな感じで言ってるようでもない。笑いながら(^-^)言うのである。少し褒められてるような感じもする。憧れられてるようにも思えないこともない(完全な勘違い)(=_=)
 ふーむ、と思う。俺ってイケてるかしら(悲しいくらいの勘違い)(*_*;

 さて、そんな指摘をされた際の私の答えはこうだ。
「うち4人兄弟で生存競争激しかったから・・・」
 ふーんなるほど、と友人達は頷き納得するが、実はこの答えは嘘である。
 私は確かに兄、姉、弟がおり4人兄弟の3番目であり次男だ。それは事実だが、食事の時におかずを取り合ったというのは全くの虚偽である。
 私の家は、父はサラリーマンだったが祖母と母が下宿家を営んでいた。常時10人ほどの下宿人を抱え、その人たちの食事も含め、祖父、祖母、両親、叔父、兄弟4人と、全部合わせると何と20人くらいの食事を、毎日毎日祖母と母が作っていたのだ。超大家族だったのである。
 そんな家庭だったので母はものすごく多忙であり、みんなで食卓を囲むという習慣があまり無かった。それぞれが時間差で自分のお膳をもらって食事するようなパターンも多く、取り合いになるようなシチュエーションも生まれなかったのである。
 それによくよく考えてみると、兄弟で早食いは私だけのような気もする。兄、姉、弟は普通のスピードで食べているのに、私だけが早いようなのだ(-_-;)

 そもそも私がものすごい早食いかと言えばそうでもない。確かに私は若い頃に会社の友人達と自主開催した「スパゲティカルボナーラ早食い選手権」で、20人の参加者を圧倒し優勝した経験を有する。だから普通の人より早いことは早い。
 しかしその後本社に転勤して驚愕の体験をした。

 転勤した当日に、昼食を社員食堂で食べた。私の課のO課長と隣の課のN課長と3人だった。定食的なメニューだった。
 私は東京の本社に転勤して来たばかりで緊張していた。最初のイメージが悪くなると困るので早食いを封印せねば、と思った。
 食べ始めて三分の一ほどのところで、少しスピード調整をしようかと顔を上げびっくりし目を瞠った( ゚Д゚)
 O課長は何ともう食べ終わる寸前なのだ!混乱した(*_*;一体どうなってるんだ。私は人も驚く早食いだったはずなのに、私より一回りも年上のO課長はそれを遥かに上回るスピードで食べているのである。
 そしてN課長に目を移し、私は驚愕の余り思わず「うぉぁー!」と声を漏らした。何とお茶を飲みながら楊枝を使っているではないか( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
 私はまだ半分も食べてはいないのである。私はそれまで「早食いの王者」「早食いスピードスター」と言われていた男だ。それをぶっちぎるこのスピードは異常である。噛んでいたら間に合うはずがない。おそらく噛まずに飲んでいるのであろう。ご飯もおかずも丸呑みだ。蛇と同じだな・・・。
 すると目を丸くしている私にN課長が笑ってこう言ったのである。
「福田くんはゆっくり食べなさい。私は早食いだからね」
(く、くそう・・・)と思った。敵に情けをかけられた心境であった(-_-;)
 東京は恐ろしい、本社はやっぱりすごい人が多い、と思ったが、結局この二人だけが異常だったことが後に判明するのであった・・・(^^;)

 しかし今や昔。現代においては早食いは悪であるらしい。昔はあんなに憧れの的(相当な勘違い)だったのに、何という悲しき変遷であろうか。
 昔の軍隊では「早飯早〇〇(食事中の人のために伏字)芸のうち」と言われていたらしい。そりゃ戦闘態勢にあるような時にゆっくりのんびりしてられるはずはないから、何でもテキパキ片付ける人が評価されたであろうことは想像に難くない。
 戦後世代ではその名残が残っていて、早食いは「男らしい」「力強い」「カッコイイ」といったイメージがあったのかも知れない。
 しかし今や早食いの人はダメなヤツという烙印を押されているのである。
「意地汚い」「がっつく」「品がない」というような人柄のイメージに合わせ、「健康に悪い」「病気になりやすい」「早死にする」まで言われているのである。
 結局早食いの人は「自己管理の出来ない意志の弱い人」というようなイメージがじわじわ浸透しているのではなかろうか。
 ひどい話である。昔はあれほど人気の中心にいた早食いグループは、今や他人の目を気にしてわざとゆっくり食べたり、人の噛む回数を見ながら自分の回数を調整したりせざるを得ないのだ。こんな理不尽なことが許されていいのか!私は心からの怒りを禁じえない。責任者出て来―い!と言いたい。雪の降りしきる真冬の海岸に立ち、「バカヤロー!」と絶叫したい心境でもある。

 何故早食いが悪いかと言うと、一つは太りやすいということらしい。急いで食べると満腹感を感じるのが遅れるのでついつい食べ過ぎる傾向にあるそうだ。
 次が内臓への負担が大きい点だ。胃や腸に噛まない大きい状態のまま食物が入って行くと、消化器に負担がかかり体調不良につながる懸念があるのだ。膵臓への負担も問題だ、という説もある。口臭、歯槽膿漏、歯周病、虫歯も誘発し、更には老化を早め癌のリスクも増加する、などという記事さえ散見されるのである。
 ともかくどんな文献を訪ねても、「早食い健康法」みたいな擁護派の意見は一切見当たらないのである。
 喫煙でさえ「健康に良い!」と声を高らかに宣言している人達がいるのに、早食いは孤立無援、四面楚歌、絶体絶命なのだ(-_-;)
 もはや早食い派は断崖絶壁に追い詰められ、どうだどうだ!改心せねば飛び降りろ!と弾劾されている状況なのである。
 白旗を上げ、そーかいそーかい、わかったよ、じゃあどうすりゃいいんだい?と訊いたらこういう答えだ。
「一口ごとに30回噛め」
「小さいスプーンで食事しろ」
「利き手と反対の手で食べろ」
 な、何ぃぃぃぃ?!と思わず怒鳴り声を上げるオヤジは私だけではないだろう。
 そんなことしてられっか!と席を蹴って出て行く人もいるだろう。
あのさぁ、悪いのは分かったけどさぁ、今更こんな歳になってそんなことやってらんないよね(-"-)
 特に私は、この問題の根本である「30回噛む」というのがどうしても生理的に抵抗があり出来ないのである。

 私は何故か子供の頃からずっとおかゆが苦手だった。雑炊やリゾットもダメだったが、大人になり何とかやや克服した。口の中で食物がぐちゃぐちゃになるのが何となくイヤで、早く呑み込みたくなるのである。実はこれは長年の謎であった。どうしておかゆが苦手になったのか・・・(-_-;)

 つい先日姉と話していたらこの話題となった。私がおかゆが苦手と言うと姉が笑い出した。
「母さんがひろ(私)は手がかからなかった、って言ってたでしょ?」
 それはずっと聞いていた。母は常々「ひろは小さい頃手がかからなくて本当に良い子で助かった」と言ってくれていて、私はそれを誇らしく感じていたのだった。「胃が丈夫だった」とも言ってたなぁ・・・。
 姉はニヤニヤしながらこう続けた。
「母乳の後はだいたい離乳食だよね。昔は今みたいな売ってるのが無かったからおかゆにしてたんだよ」
 そりゃそうだろう。昭和30年前半だもんな。
「でもお前はいきなりご飯だったんだって」
 えぇぇぇぇぇー?!いきなり固い普通のご飯ですか?!乳即飯ってことぉ?!

 あぁぁぁぁぁぁ・・・。私はすべてを理解した。
 私がおかゆが苦手で、食事の際にあまりたくさん噛むことが出来ないのは、きっと離乳食を食べていなかったせいなんだ。兄弟の中で私だけ早食いなのもきっとそのせいだな。長男、長女、末っ子はそれなりに手をかけられるものである。次男の私だけが乳即飯だったのだろう。
 61歳にして気づくこの衝撃の事実。三つ子の魂百までと言うが、まさかこんなところに現出するとは。
 ならば今更どうすることも出来ないな・・・(-_-;) 

 母はとても忙しかったのだ。ならば仕方ないではないか。離乳食を食べなかったくらい何だ!ノープロブレムである。
 優しく頑張り屋だった私の最愛の母の仕事を少しでも減らせたならそれで良いではないか。
 母さん、心配しなくて良いよ。早食いでも健康でいるからね。
 早食いのみなさーん!世論に負けずに頑張りましょう!
 そして長生きして、早食い否定派を見返してやりましょう\(^o^)


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