2017年3月16日木曜日

「大腸内視鏡検査(後編)」絶対的におススメします!内視鏡検査!/コラムの王道



~絶対的におススメします!内視鏡検査!~

 ダブルジャンボポリープが幻に終わり九死に一生を得た私であったが(前編に記載)、私の大腸内視鏡歴は長く、そしてある意味苦難に満ちていた。今回はそのことを記しておきたい。
 と言うのも、訊いてみると結構受診したことのない人が多いのだ。
 私はたまたま上皮内癌が発見され、それを契機に受診を続けて来たのだが、友人と話をしてみると、50代、60代の人でも今まで一度も経験してない、と当たり前のように言う人がたくさんいるのである(-_-;)

 私は本日ここに警鐘を鳴らしたい。めんどくさがって内視鏡検査をしない人は〇カである!(炎上を恐れ伏字)
 一度検査しておけば安心なのにほったらかしにしてるのは、実に勿体ない話だ。早期発見の恩恵は現代医学の最大のメリットなのに、それを享受しないのは大きな損だと断言しておきたい。

 仕事柄お客様のご葬儀に行く機会も多かったが、若くして逝去された人に共通するのは「医者嫌い」である。食道癌、胃癌、大腸癌などが原因で亡くなった方のご親族の話を訊いてみると、内視鏡検査をしていなかった人が非常に多いことに気づくのである。

 そうなのだ。医療保険なんかに入るなら、内視鏡検査を受けろ!ってなもんなのだ(-"-)

 さてそうは言っても、胃も大腸も内視鏡検査は確かに面倒だし、検査自体も結構苦しい。胃の方は最近は鼻から入れる小型カメラがオエっとならず人気のようだが、これは診るだけでポリープ除去が出来ないそうだ。二度手間のリスクがあるので、どうせなら口から入れるヤツにしたいものである。

 しかし、普通に喉に簡易な麻酔をするだけでカメラを入れようとすると、オエっとなる。人によってはウゲゲゲとなり、涙が出るくらい苦しいのである(+o+)

 大腸は肛門から太い蛇のような恐ろしい感じのものを入れられるので、最初はすごい抵抗がある。あ、あ、あ、止めて~!と叫びたくなる。そもそも肛門にはそのようなことをされた経験がないのだ。中にはそうでもない人もいるのかも知れないが、そんなことは知ったことではない。
 入れられるのは本当にすごい違和感なのである(=_=)

 胃の方は最初に喉を通過すれば、後はほぼ平穏である。しかし大腸はそうは行かない。大腸というのは、長いそうでだ。1.5mもあるのだ。だから当然真っ直ぐにはなっていない。折りたたまれた感じで曲がっているのである。
 その直角とも言える曲線の辺りをカメラが通過する時に激痛が走ったりする。これを気力で我慢するのはなかなか厳しい。


 福岡に勤務していた時に受診していた病院は秀逸だった。完全に寝かしてくれるのである。
 ここも内視鏡専門医で他の治療はしない。通常の病院では家で下剤を飲んで腸を空っぽにしてから受診するのだがここは違う。病院の待合いで下剤を飲み、トイレに何度も行き、その後そのまま受診するのである。家で出きらない、という不安がない。しかも麻酔を使うのだ。

 この麻酔が劇的だった。診察台に寝かされ内視鏡の準備が整うと、医師が私に告げる。
「福田さん、それでは始めますよ」
「はい~」
 この「はい~」の「い~」の時に瞬間的に寝てしまうのである(◎_◎;)


 寝れない夜に睡眠薬とかを服用することがあるが、徐々に効いて来てだんだん眠たくなるのだが、これは一瞬である。そして起きるのもパッと目が覚めそんなに残らないのだ。何という麻酔の技術。起きると違う場所のベッドに寝かされているのだが、何だか不思議な感じである。勿論痛みがあるはずもなく、何事もなく検査が終了しているのだ。
 あまりに素晴らしく簡単なのだが疑念もある。ホントに検査したのかしら?ということだ。全く何も覚えていないので、検査されてなくても気づく人はいないのである。
 しかし人気のしっかりした病院だから、そんなことがあるはずもないのだが(^^;)

 で、そのステキな無痛麻酔病院で幸せに検査をしていたのだが、転勤となり東京に来た。同じようなシステムの病院があるはず、と探し回ったがなかなか見つからないのだ((+_+))

 寝かせる病院にはかなり大きなスペースと設備が必要となる。東京では厳しいのかも知れない。ネット情報で探し回ったがどうしても見つからない。困り果てた。内視鏡難民である。
 仕方なく寝かせる病院は諦め「無痛」を謳う病院を検索して行った。

 そこで見つけた大田区の病院に行った。ここはハズレだった。個人の家をデカくしたような造りの病院で、設備がイマイチであった(-"-)
 翌年は横浜の病院へ。ここは医者が自慢たらしくて閉口した((+_+))
 次の年は足立区の病院へ。ここは悪くはなかったが、小さなポリープを一つ取っただけで一泊入院と言われた。全く眠れず飲み食いも禁止で、泣きながら一夜を過ごしたのである(/ω\)

 その難民生活の中辿り着いたのが今の千代田区の病院である。ようやく安住の地を見つけた心境だ(^-^)

 このように様々な病院を渡り歩いた話を飲み会などでしているうちに、「大腸カメラのことは福田に訊け」という噂が広まり、いろんな人から照会が来るようになった。
 本ブログに度々登場するUさんもその一人である。50代半ばまで検査したことがない、とのことだったので、私の行っている病院を紹介した。

 後日会った時にその話をしたら、「いやー、お陰様で受けて良かったです。ポリープを一個取りましたけどあとは大丈夫でした」と喜んでくれていていた。私も紹介した手前安心した。ところが驚くべきことを言い出した。
翌日ゴルフだったんですが、快調でスコアも良くて・・・
えぇ?!ポリープ取ったら運動と酒は一週間ダメって言われたでしょ?!
 私が目を丸くして(@_@)詰問すると、Uさんは屈託のない笑顔でこう言ったのである。
「あー、言ってましたね。でもまぁ平気かなって思って。接待だったから結構酒も飲んじゃいました。全然大丈夫でしたけど・・・まぁ何か起きたら天命ってことですかね

 うーむ・・・。私は思わず唸った。

 そんな乱暴でいーかげんな考えの人は、わざわざ内視鏡検査なんて受ける必要ないんでないのかい?!"(-""-)"


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