2017年4月26日水曜日

「ライオン~25年目のただいま~」ネタバレなしの映画レビュー!/映画評/エンタメの王道

~事実であることがこれほどの感動を呼ぶとは!(:_;)~


「事実は小説より奇なり」という言葉がある。

 現実に起きたことは、時にフィクションを超えるほどの驚きと感動を人々に与えるのである(´;ω;`)ウッ…

 この映画を観てエンドロールで感銘を受けない人はいないのではないか。
 そしてそれは、観客が本作が事実をベースとして作られた映画であることにもう一度気づくからに他ならないのである。
 本作「ライオン」はアカデミー賞6部門ノミネートの大作である。
 主人公サルーの青年期には「スラムドッグ$ミリオネア」のデヴ・パテル、養母役にはオスカー女優のニコール・キッドマンを配し、豪華な布陣にも注目が集まっている。

 オーストラリアで幸せに暮らす青年サルーは、5歳の時にインドで迷子になり家族と生き別れ、養子となってオーストラリアに渡った。白人の夫婦は実の子供同然に愛情を持って育ててくれたのだが、彼の心の中には生みの親や兄弟への深い想いがあり、苦悩し続けていたのであった。
 そんな折にグーグルアース!の存在を知り、パソコンでインドに住むはずの本当の家族を探し始めるのだった・・・。

 というような物語である。

 ネット社会を象徴するようなストーリーなのだが、まず映像の美しさ、カメラワークのダイナミックさには目を奪われる。
 5歳のサルーの生活や当時のインドの風景などが忠実に再現されており、深い感銘を受けた。
 しかし何と言っても子役の少年の演技の素晴らしさはどうだ!
ピンチでも自分を見失わず数奇な運命を受け入れ前向きに生きようとする姿は、人が生きるということの本当の意味を教えてくれるような気がするのである。


 だがこの物語は、観ているとやや違和感を感じる(-_-;)
 感動的で素晴らしいストーリーなのだが、いやいやまさかこんなことは起きないだろう、とか、何故こんなふうなややこしい設定にしてるんだろう、とか、ちぐはぐさを感じてしまうのである。
 ところが、それらの疑問はラスト数分の間にすべて解き明かされ、新たな感動が押し寄せるのである。
 それはすべて、冒頭に記したこの物語が「事実」であることによるものなのだ。
 フィクションであるならもっと自然にすっきり流れるストーリーが、デコボコでゴツゴツしているのは、正に「事実は小説より奇なり」ということなのだろう。

 そしてタイトルの「ライオン」。


 一度も映画の中に「ライオン」は登場しない。影も形も見えないのである。ならば何故「ライオン」なのか・・・。

 是非スクリーンでこのステキなラストの謎解きをご覧いただきたい。
 絶対的におススメの映画です!!





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