2016年10月25日火曜日

今月の新東京百景「東京タワー」/新東京百景その2

 ~建設秘話を知り、更に東京タワーが好きになったぞ!~

 こないだスポーツクラブのランニングマシンに乗りながらテレビを観ていたら、東京タワー完成秘話っていうのをやっていた。


 かつて東京タワーは、浅草と並び東京随一の観光地だったが、近年スカイツリーに押されてイマイチ苦戦してる感じである(=_=)
 長年銀座のクラブのNo.1だった着物姿のホステスさん=タワ子が、若い背の高いロングドレスのおねえさん=ツリ子に抜かれた、ってな感じか。
「そろそろ引退された方がよろしいんじゃないかしら。ほほほ」とか、ツリ子に言われて、
「なめた事言ってんじゃないわよ。あたしはいろんな人の想いを背負ってここまでやって来たのよ。まだまだあんたみたいな小娘になんか負けないわよ!」と啖呵を切るタワ子、というような映像を想像してしまうが、相変わらずオヤジっぽい発想で恥かしいなぁ(^^;)
 しかし実は、東京タワーには様々な人の想いを乗せた知られざる建設にまつわる秘話があるのだった。

 東京タワーは1957年から1959年にかけて、わずか1年半の工期で完成されている。終戦からわずか13年しか経っておらず、しかも当時世界で最も高い建造物だったのだ。材料の鉄を集めるのも難しいような時期に、よくこれだけのものが作れたものだと感心する。

  ちなみに福島在住だった私の中学の修学旅行は東京であった。東京タワーにも上っているが、当時15歳なら1970年か。あれは完成して10年くらいだったんだな。
 その後も何度か訪れているが、今回テレビで観たのをきっかけに久々に行ってみることにした。

 都営浅草線大門駅から増上寺方面に向かう。増上寺は徳川将軍家とゆかりの深い浄土宗本山として名高い。


 おー、秋空に映える素敵な風景だなぁ(^-^)
 増上寺の横を進むと程なく東京タワー到着である。

 下から覗いてみると。
 うーむ、威厳とプライドを感じるぞ。

 この塔は60年前に作られた。だから今とは全く違う工法で作られている。鉄骨はクレーンで吊ったのだろうが、接合などの組立はとび職などの職人さんが人手でやっていたのだ。しかも命綱のないような場所での作業もあり、強風にあおられ墜落死した職人さんもいたそうだ。壮絶な現場だったのだ(=_=)

 私が最も驚愕したのは、鉄板の組立て技術である。リベットと呼ばれる大きなねじのようなもので固定するのだがその作業が凄まじい。
 800度くらいにリベットを熱し、真っ赤に焼けた状態で接合部の穴に入れ手作業で叩いて固定するのである。
 そして更にすごいのが、そのリベットを焼いている職人さんが大きなトングのような道具でそれをつまんで、作業している職人さんに向かって放り投げるのだ。作業している職人がそれをバケツで受け、すぐさま作業に入るという・・・( ゚Д゚)

 ものすごい高所で、真っ赤に焼けたリベットを10mくらい上で作業している職人さんに向かって放り投げる映像を観たが、これには度肝を抜かれた。想像を絶する光景である。

リベット探してみようっと。


ここからぐぐぐっと寄ってくと。
 この左のねじの大きいやつみたいですね。

 当時はそういう工法が主流だったにせよ、リベットを28,000本も使って接合部を人力で叩いて固定しているというのを知って、いやー、東京タワー様(尊敬しているので敬称を付けた)の背負っている歴史や想いをひしひしと感じた私だったのである。
 日本の職人の魂がこもった仕事だったんだなぁ。

 当時の世界一というプライドもあったと思うし、戦争に負けた傷も癒えてない時期だから、よーし!やってやっからな!日本男児の根性を見せてやる!というような情熱の迸りもあったんだと思う。

 風速90mにも耐えるこのタワーの設計は、鉄塔の巨匠と謳われた内藤多仲先生。通天閣なども手掛けた天才は、電卓すら無い時期に強度計算に1万枚もの設計図を描いたとも言われている。 いやはや全くすごい歴史なのだ。

 何だか完全に見る目が変わってしまいました(@_@)

 中に入ると土産物屋さんに加え、「ワンピース」「シンゴジラ」とのコラボなど様々なアトラクション的なものが加わり、アミューズメント施設の色合いが濃い。

 昔は蝋人形館がメインだったが2013年に閉館したそう。時代の流れだなぁ。蝋人形館はさぁ、ビートルズやジミヘンまでいたんだよね。。。

 さて上がってみっかな。

 150mの展望台へ。子供の頃は驚愕した高さだったが、今は高層ビルに慣れてしまいあまり感慨はない。

 スカイツリーの先っぽが見えたり。

 うっすらと富士山も。


 東京湾方面。


 展望台のベンチに座り、ぼーっと風景を眺めていたら、あーやっぱり東京タワーっていいなぁ、と何となく思った。

 私が生まれた頃に造られ、風雪に耐え、様々な人たちが関わり今もメンテナンスを続け、時代に合わせ中身はいろいろ変わっても、未だに立派に現役バリバリで東京を見下ろし仁王立ちである。

 そうだな、さすがはタワ子だ。ツリ子なんかに負けるな!

 私はこれからもずっとタワ子派であることをここに宣言しておこう。


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