2016年11月16日水曜日

「健康寿命」の真実に斬り込んでみる!4コマ漫画付き/咆哮のオピニオン編その15

<作画:みやかね・にわとり>

~健康寿命の真実に斬り込む!~

 日本は世界一の長寿国と言われている。WHOの2016年統計によれば、日本人の平均寿命は、男性81.3歳、女性86.8歳、合計で83.7歳でトップである。

 私は現在61歳だが、世界に目を向けるとアフリカを中心に私の年齢を下回る平均寿命の国々も数多い。医療や文化など様々な要因があるにせよ、日本は恵まれていると感じざるを得ない。
 一方、長生きのリスクとか老後のリスクとか、長寿がマイナスに捉えられている言葉も最近よく耳にする。高齢化社会の進行は、長寿国であるが故の大きな課題である。介護や老後の生活資金などは、深刻な社会問題になりつつある。平均寿命が60歳なら平均的に現役のまま生涯を終えることになるので、このような問題はあまり起きないのであろう。

 先日友人のAさんと一杯飲んでる時にもちょうどそんな話になった。オヤジの話題は老後の話や病気自慢などが多いものである(=_=)
 Aさん曰く、「人生のゴールデンタイムは60歳から72歳。この期間を如何に楽しく過ごすかが人生の一つの大きな価値」とのこと。
 なるほど、と頷きホッピーをグビっと飲む。確かに健康寿命は男性71とか72とか言うもんな。そうだよな、やっぱ健康が大事だよな。健康じゃないと何にも出来ないもんな。気をつけなくちゃな。俺は本当に気を付けるよ。自分を律するかんね。などと適当に相槌を打ちながらガンガンホッピーを飲む私。健康のことをしっかり考えているとは到底思えない酒量なのであった(*_*;

 健康寿命とは平均寿命から病気、けがで日常生活に支障のある期間を引いた年数である。健康で元気で暮らせる期間ということであろう。しかし72歳は何となく違和感もあるなぁ・・・。先輩たちを見ると70代前半は結構元気な人多いもんね。
で、ちょっといろいろ調べてみた。

 まず平均寿命であるが、私個人の場合を考えると「平均余命」の方を取るべきだろう。平均寿命は0歳からの平均であるが、平均余命は今の年齢から残り何年生きれるか、という指標である。この指標では歳を追う毎に自分の寿命は延びることになる。サバイバルボーナスのような感じか。60歳くらいならだいたい平均寿命より3年くらい長いので、私のゴールと想定されるのは84歳くらいである。
 健康寿命を72歳とすれば、84歳までを考えると12年である。12年も健康を害した期間があるということなのか。愕然とする数値である(-_-)
 ところが、この健康寿命というやつの詳細を見ていくと、どうも実態とはやや乖離しているようなのだ。
 健康寿命の元になっているデータは、「国民生活基礎調査のアンケート」なのだそうである。「健康状態はいかがですか?何か支障はありますか?」というような質問の回答を集計したものなのだ。主観的データなのである。

 要介護状態の方から、「俺?まぁだいたい大丈夫なんだけどさぁ、何かちょっとすっきりしないんだよねぇ」などというくらいの人まで一緒くたらしいのだ。
 そもそも75歳以上で介護認定を受けている人は23%であり、介護を受けている平均的な期間は2年~3年というデータもある。
 勿論捉え方次第とは言うものの、平均的な私の元気でいられる年数は、長く取ると84歳から介護期間2年を引いた82歳、短く取れば健康寿命そのものの72歳ということか。

 なので、間を取って77歳にするかな(^^;)あと16年ということにして、人生設計してみようかしらね。
 そうですか、16年ねぇ。長いんだか短いんだかさっぱりわからない。
 でも分かったこともある。やっぱ出来るうちに好きなこと、やりたいことをしておくべきってことだ。
 当たり前のようだが、ゴールを意識するのとしないとでは大違いですぞ。





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