~煮干し系を語るならまずこの店へ!~
でも、東京に戻って来てみると一つだけ、おおおおお!と思った食べ物があったのだ。それがラーメン(^-^)
東京にずっとお住まいの方は気づかないと思うが、東京のラーメン文化は進化と発展性がものすごい!
更に今、ラーメンは世界に進出している。クールジャパンの重要なアイテムになりつつあるのだ。そして遂にミシュラン店も登場して来ているのである(^o^)
さて、2016年のミシュランガイドに掲載されているラーメン店は28店ある。このうち「星」があるのは1店のみ。残り27店はビブグルマンという「3,500円以下で料理が楽しめるおススメの店」という基準で選ばれている。
この中から今回は銀座の「伊藤」さんにお伺いしてみた。
それではレポートスタート(^o^)/
赤羽に店を構え徐々にファンを増やしていたが、その後東銀座にも展開し更に知名度を大きく上げた。元々の味は秋田にある店主の叔父の店のものらしい。
今や東京を代表する煮干し系の雄である。
晴天の木曜日。今日もめっちゃ暑い・・・💦
並ぶのはイヤだなぁと思いつつ、平日だから大丈夫かもと、11時15分くらいにお伺いしてみた。東銀座駅からはほんの3分ほど。こんな渋い看板が。
先客は4人。狭い店なので休日は大変な行列であろう。
券売機で肉そば中850円を発注。麺の量は小140g、中210g、大280gとのこと。
この店の「中華そば」は具がねぎのみである( ゚Д゚)メンマものりもない。ラーメンは麺とスープだ!麺とスープが美味かったらそれで充分だろ!どうだ!文句あっか?!という強烈な自己主張である。
なかなかそんな店は存在しない。すごい自信なのだ。
肉そばは肉厚のチャーシューが4枚入っている。私は具がないと寂しい派なので迷わず肉そばを選択した(^^;
5分ほどで着丼。
おー、貫禄があるなぁ。黄金色のスープに盛り上がるような麺が神々しい(^-^)
更に分厚いチャーシューが好きなタイプだ。
スープを啜ると煮干しの旨みがガツンと来る。煮干し主張の非常に強いスープである。荒々しさと洗練のバランスを絶妙に取ったスープで、うむむむむと唸る。苦味やエグミは敢えてやや残し、しかもそれが旨みの中で昇華している。それが洗練の正体なのだ。ギリギリの魔法だ。
麺を口に運ぶ。
固ゆでの中細ストレート麺は、あまり経験したことのないパツパツ感がある。
最近人気のラーメン店の麺は割とパツパツした食感が多いのだが、この店のはパツパツの極致だ。特製の超低加水自家製麺とのこと。
なるほどと思ったのはスープとのバランスである。
このスープにはやっぱこの麺はジャストフィットだな(^-^)
更にチャーシュー。
これは美味い!私は肉厚な豚バラチャーシュー的なのが好みだが、これは正にど真ん中!
そして麺、スープにぴったり!いやはや参った。
評判以上の店である。煮干し系を語るならここは絶対外せない。
満足してそのブロックをぐるっと回ったら、何とここは銀座のラーメン黄金地帯( ゚Д゚)
特にむぎとオリーブは伊藤と並ぶビブグルマン掲載店なのだ。
何だかすごい場所が出来たんだなぁ。
やっぱ東京のラーメン文化すげぇ!と感嘆しつつ帰路についたのであった(^o^)/
住所:中央区銀座6-12-2東京銀座ビルディングB1
経路:地下鉄東銀座駅徒歩3分
営業時間:11:00~23:00(月~金)、11:00~20:00(土日祝)
休日:無休
席数:13
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