会社行きたくない朝は「電柱理論」を思い出せ!/サラリーマンメントレ講座④

<作画:みやかね にわとり>

サラリーマンに今必要なのは「電柱理論」だ!ともかく次の電柱まで走るのだぁぁぁ!


月曜日や連休明けは(会社行きたくない)と誰しも思う。そんな会社行きたくない時に思い出して欲しいのが「電柱理論」である。これはメキシコオリンピックで銀メダルを取った君原健二選手の言葉だ。「次の電柱まで走る」という一念でやって来たと言うのだ。ならばサラリーマンも電柱理論でガンバロー!





😀本日の記事の見出し

👉みんな会社に行きたくないのだ!


👉サラリーマンの良いことは「仕事があること」?!


👉サラリーマンの悪いことは「人間関係があること」?!


👉メンタル強化が課題なのだ!


👉私のメンタル強化のベースは「電柱理論」!


👉サラリーマンの「電柱の間」は一週間!


👉まとめ:いつか電柱が消えても「電柱理論」は永遠なのだ!


 


みんな会社に行きたくないのだ!


 正月明けの朝8時のツイッター1位は「会社行きたくない」だそうである。

 そりゃそうだ。

 長く休めば会社に行くのは本当に苦痛である。
 みんなイヤでイヤでしょうがないのだ。

 この機会に辞めてしまう人もいるのではないか💦

 それほど休み明けのストレスは激しく大きいものなのである。

 そもそもほとんどの人は仕事はしたくないと思っている。 

 好きなことを楽しんだり、のんびりごろごろしたりしてる方が幸せに決まっているからだ。

 しかし社会においては働かなければ収入は得られない。

 収入が無ければ衣食住が満たされない。

 だから大半の人は自分の為、家族の為に仕方なく働いているのである😭
 



サラリーマンの良いことは「仕事があること」?!



 
 しかし自由業の人に比べた時、サラリーマンの最も良い事は「会社に行けば仕事があること」なのではないか?!

 ミッションは会社から与えられることが多い。

 ミッションに対するプロセスは自らが組み立てる必要があるにせよ、(俺は今日は一体何をしたらいいのか・・・)と頭を抱え悩むことはまずない。


 一人で自由に仕事をしている人は達成感や充実感は大きいのだと思うが、仕事のすべてを自分自身で創造して行くのだから、苦労も並大抵ではないのだろう。


 会社に行けばミッションがあり、労働することで対価が得られるのは「良い事」と捉えるべきだと思うのだ。





サラリーマンの悪いことは「人間関係があること」?!




 一方、サラリーマンの最も悪いことは「人間関係があること」だと思う😓

 才能を切り売りするような仕事をしている人達は、基本的には一人で自由度が高い。

 勿論それぞれ固有の人付き合いがあり仕事が成立しているとは言え、自分の才能を信じ黙々と戦うのが基本である。

 ところがサラリーマンは一人で出来る仕事は少ない。

 チームでミッションを動かして行く場合も多いし、様々な他のセクションの力を借りなければ達成できないことも数多くある。

 更にやっかいなのは「上司や同僚に左右される」という問題だ。

 例えばあなたの上司が「バカ課長」だった場合苦しさは何十倍にも増加する😨

 ウマの合わない先輩や後輩がいるのもツラいものである💦



メンタル強化が課題なのだ!





 そのような中で戦うにはやはりメンタルを強くする、耐性を強化するというような対策が必要だ。

 結局仕事は、安定的に金を稼ぐために行っているのだ。

「金、金って言うなよ。仕事はやりがい、生きがいだよ😏」

 なんていうオヤジもいないことはないが、そんなのは嘘に決まってる。

 そんなオヤジだって、「明日から無給です」と言われたら絶対来やしないのだ。

 だからサラリーマンは、自分が社会の一員として金を稼いでいる、というプライドだけは絶対に忘れてはならない。

 これはすごいことなのだ。

 だからたとえ、バカ課長やイカレた同僚がいたとしても日々戦って乗り越えなくてはならないのである。



私のメンタル強化のベースは「電柱理論」!


  この理論の元となっているのは、1968年のメキシコオリンピックでマラソン銀メダルに輝いた君原健二選手の言葉である。

 君原選手は東京8位、メキシコ銀、ミュンヘン5位と長きにわたりオリンピックなど世界のトップで戦った、日本を代表する素晴らしいランナーである。

 マラソンランナーの練習は過酷だ。

 すべてのスポーツで最も過酷と言ってもいいかもしれない。

 極限まで自分を追い込むそのトレーニングは悲壮ですらある😱

 当時君原選手のライバルで東京オリンピック銅メダルの円谷幸吉選手は、プレッシャーに耐え兼ね自らの命を絶ったほどなのだ。

 そんな世界のトップランナーだった君原選手が、日々の苦しいロードの練習で考え続けていたのは「次の電柱まで走る」ということだけ!だったという。

 ゴールタイムが何秒、1キロのラップが何秒、フォームはここを気をつける、などというようなことでは全くないのだ。

 苦しくて苦しくて止まりたい、もう歩きたい、今日はここまでで止めたいという欲求がどんどん沸き上がる頭の中で、ともかく次の電柱まで次の電柱までと考えその数十メートルを走るというのだ。

 結局マラソンの42.195kmも数十メートルの積み重ねだ。

 次の数十メートルさえ走れれば、その次の数十メートルだってきっと走れるはずだ。

 その繰り返しがフィニッシュにつながるのである。
 
 これが「電柱理論」のすべてなのだ。


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サラリーマンの「電柱の間」は一週間!




 さて、サラリーマンの電柱の間隔はどれくらいが良いのだろうか。

 人それぞれに違うのかも知れないが私は一週間を次の電柱と考えて来た。

 ともかく次の休みまで走る!ということだ。

 目標に見据えているのはたった5日間だ。

 ともかく何があってもそこまでは走るのだ。

 一ヶ月や一年や定年までなどというゴールは目線から外してしまうのである。

 そうすることが結果的に自分のメンタルを強くすることにつながるのだと思う。

 実も私はかつてハーフマラソンによく出ていた。

 ハーフのトレーニングだって結構しんどい。

 ましてや、にわかランナーである😓

 ロードで練習していると、日頃の運動不足もあり苦しさ倍増で、あー、今日はもう止めちゃおうかなと思ったことも多かった。

 そんな時によくこの「電柱理論」にお世話になった。

 これは実に効果的なのだ。

 絶対ムリと思っても次の電柱まで行けば、また次の電柱まで何とか走れるものなのである。

 自分でも不思議だった。

 何故こんなに、苦しくて苦しくてもうダメで止めたくて止めたくてしょうがないのに次の電柱まで走れるのか。

 そして設定したゴールまでもつのか?

 心理学的分析や脳の解析などはいらない。

 それがこの「電柱理論」の理屈を超えたパワーと思っておけばいい。

 信じる者こそ救われるのである。

 私はそれ以来ずっと電柱理論の信者である。






まとめ:電柱が消えても「電柱理論」は永遠なのだ!





 最近電柱の地中化が推進されているらしい。

 それはちょっと困るなぁ・・・。

 数十年後に電柱理論を説いた時、「え?!電柱って何でしたっけ?」と若者に言われたりしたら寂しいもんなぁ。 

 まぁいい。

 たとえ電柱が全て消えたとしても電柱理論の精神は永遠に不滅であることを、私がここに宣言しておこう!

 みなさ~ん、ともかく次の電柱まで走りましょう~! 

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