ひと手間かけた料理と遊び心!
秋葉原「味処 はつくら」で〆はまさかの「ハムカツサンド」😲!ここは酒飲みのワンダーランドか?!
2019年10月!吉田類の酒場放浪記で話題!秋葉原の裏通りにひっそりと佇む「味処 はつくら」。この店は知る人ぞ知る名店である。多彩かつ季節感あふれるつまみに感嘆でございま~す😀
😀本日の記事の見出し
👉秋葉原にひっそり佇む名店に突撃!
👉メニューの多彩さに驚愕!
👉謎のドリンク「ブラジャー」を発注!
👉更に怒涛の、つまみ追加発注!
👉〆の料理はまさかのハムカツサンドっす!!
秋葉原にひっそり佇む名店に突撃!
大学時代の友人Mさんと飲みに行こうという話になる。
Mさんとは長い間連絡が途絶えていたが、ひょんなきっかけから35年ぶりくらいに付き合いが再開し、昨年末には一緒に京都の先輩を訪ねたり、最近とても仲良くさせていただいている。
「10歳と60歳で大事なのは友達を作ること」という言葉があるが、正にそうだなぁと最近つくづく思うのである😀
Mさんはテニスサークルの一年後輩だが、私は現役で彼は一浪なので歳は一緒である。
でも私は3月生まれだから、実際はMさんの方が数か月先輩になるのだ。
Mさんは昔から「福田さん、福田さん」と立ててくれてはいたが、酔っぱらうと必ず「私の方が実際は先輩なんですけどね😏」と言うのである💦
もう多分500回以上は聞かされている😨
しかしだからどうだという訳でもない。
しかしだからどうだという訳でもない。
うるさいなぁと思い、私が「Mさん」とさん付けで呼ぶと、
「福田さん、止めてくださいよぉ。私は後輩なんですから呼び捨てにもらわないとぉ!」などと真顔で言うのである。
何が何だかよくわからない。
口癖みたいなものなのか💦
口癖みたいなものなのか💦
今回はそのMさんイチオシのお店である。
秋葉原の昭和通り口に所在する「味処 はつくら」さんである。
駅からは5分程度。
都会の喧騒をそっと離れた裏通りに佇む風情もなかなか美しいのだ。
創業24年。
「はつくら」という店名は、ご主人のご出身の静岡の地名が由来という。
都会の喧騒をそっと離れた裏通りに佇む風情もなかなか美しいのだ。
創業24年。
「はつくら」という店名は、ご主人のご出身の静岡の地名が由来という。
メニューの多彩さに驚愕!
勿論このほかにも定番メニューがずらりとあるのだが、この板書したおススメメニューも楽しい。
季節季節でもどんどん変わるし、仕入れによって毎日変わってるのかも。
常に旬のものが食せる楽しさがあるのだ。
季節季節でもどんどん変わるし、仕入れによって毎日変わってるのかも。
常に旬のものが食せる楽しさがあるのだ。
生ビールを発注し、Mさんが「氷下魚」、私が「うどすみそ」と「わらびたたき」を注文する。
しかし、酒飲みにこの最初の三品を示したならば、ほぉぉぉぉ~とため息を漏らすのではあるまいか。口開けにはピッタリである。
生ビールで乾杯。
「うどすみそ」は切り口も美しい、季節を感じる一品。
食べると山の香りが染みわたるのである。
あー、美味しい!
「わらびのたたき」登場。
かつぶしをまとって食感も楽しく味わい深いのである。
更に氷下魚。
大ぶりで身の締まった、正に北海の王者の風格。
皮はパリっとして身はホクホク、実に美味しいのである。
焼きも完璧っす!
謎のドリンク「ブラジャー」を発注!
さて、次は何を飲もうかと考えていたら、Mさんが「ブラジャーかモッコリにしたらどうですか?」と言う。
ぶ、ぶらじゃーにもっこりって一体何?!
ぶ、ぶらじゃーにもっこりって一体何?!
Mさんが指さす壁のメニューを見ると確かに書いてある。
しかも「声を大にしてご注文ください!」と添え書きしてあるではないか。
Mさんが、「ブラジャーはブランデーにジンジャーエールを入れたヤツで、モッコリはマッコリみたいなヤツっす」と、極めて中途半端に説明してくれた💦
じゃぁ「ブラジャー注文して」とMさんに頼む。
私は初めての訪問である。
いくら注文とは言え、初対面のお店の人に「ブラジャー」と言えるはずがないではないか😨
いくら注文とは言え、初対面のお店の人に「ブラジャー」と言えるはずがないではないか😨
えぇ?!俺がですかぁ?とかなり不満そうなMさん。
歳は俺が先輩・・・なんだ・・・けどなぁ・・・・とか何とか独り言みたいにボヤキつつも「ブラジャーくださぁい!」とデカい声で発注してくれる。
で、ブラジャー来ましたぁ!
飲んでみると、ブランデーの香りが強く漂い、なかなかオツな感じなのである😁
更に怒涛の、つまみ追加発注!
この辺で芋焼酎お湯割りに移行しつつ飲みまくる二人。
追加のつまみ発注で追い込み態勢に入る!
まずホヤの刺身である。
私はホヤが好きだ。ホヤは北国の初夏の味覚である。
しかし東京で出している店はそう多くはないのだ。
しかし東京で出している店はそう多くはないのだ。
だから嬉しい。
顔が綻んでしまうのが自分でもわかるのだ😀
食べるとホントに夏の海の味がするなぁ・・・。
はぁー、とため息が出る。
続いて「生さくら海老のかき揚げ」到着!
続いて「生さくら海老のかき揚げ」到着!
サクっとした食感がステキである。
カラっと揚がっていて香ばしいのだ!
そして栃尾のあぶらげ焼きである。
転勤で新潟にいた頃によく食べたが、あぶらあげと言えばやっぱりこの栃尾なのである。
分厚いのをしっかり焦げ目をつけて焼き、大量のネギとかつおぶしをかけ生姜醤油で食せば、ボリュームもありヘルシーで、酒のつまみには最高なのだ!
笑顔になります😀
笑顔になります😀
〆の料理はまさかのハムカツサンドっす!!
東京に居酒屋の名店は数々あれど、この季節感溢れるメニューを当たり前のように淡々と揃えているのは、本当にすごいことだと感じる。
おかみさんの明るくチャキチャキした接客も心地良いし、ご主人の寡黙で真摯な風情も料理人の矜持が垣間見えステキなのである。
おかみさんの明るくチャキチャキした接客も心地良いし、ご主人の寡黙で真摯な風情も料理人の矜持が垣間見えステキなのである。
久々に初夏を感じる山菜料理やホヤにまでありつき、結構酔っぱらってきちゃったので、そろそろ〆の料理でも、と思っていたら、Mさんが、「福田さん、ここのハムカツ最高っす!」と言うのである。
結構揚げ物的な料理もいただいてしまったので、(今更ハムカツかよ?!)と訝しく思っていたら、Mさんは、ふふふふ・・・・と不敵に笑うのであった。
「福田さん、ここのハムカツは〆の料理になるんです」
ハムカツが・・・〆・・・ですか😲
で、登場したのが上の写真である。
薄いトーストをしっかり焼いたものに、キャベツ、ポテサラ、ハムカツが乗っている。
How To的に書いてみますね😀
まずトーストを下に敷き、ハムカツを乗せポテサラも乗せる。
更にキャベツもオン!
ソースをジャっとかけて・・・。
上からもう一枚トーストで蓋をすれば完成!
食べてみると、この薄切りトーストと揚げたてのやや薄めのハムカツの相性が抜群で食感が素晴らしいのである。
そこにポテサラ、キャベツの風味が加わりソースがまとめているのだから、美味いに決まっているのだ!
ほぉぉぉぉぉ~!と思わず声が出る。
「どうですか?美味いでしょ?すごいでしょ?」
Mさんはめっちゃ誇らしげである😏
だいたいオヤジというものは、自分が好きなもの、良いと思ったものを人に薦めてはイバる生き物なのである🤭
「いや~、参ったわ。この店はすごいね」
私が言うと・・・。
「そうでしょそうでしょすごいでしょ。なんせ私は学年は一年福田さんより下ですが、実際の歳は私の方が先輩・・・」
こんなタイミングでまだ言うか・・・💦
店名:味処 はつくら
住所:千代田区神田和泉町1-7-10 篠原ビル1F
経路:JR、メトロ秋葉原駅徒歩5分
電話:03-3862-4139
営業時間:11:15~13:30 17:00~24時頃まで 月~金
土曜は夜のみ
定休日:日曜
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