すべてがそっとつながる感動作!
東野圭吾史上最も泣ける!と評判!
映画化決定!
全世界800万人が涙!って映画のキャッチコピーを見て、文庫で再読してみた。映画は山田涼介、西田敏行ってイメージピッタリですね(^^)/
映画になるのを前提に読んでみると、新しいリアル感があって更に良いですよね(^.^)
(^.^)本日の記事の見出し
👉東野圭吾さんについて!
👉本作の舞台化、映画化は?!
👉本作のあらすじは?
👉本作の感想です!
👉「ナミヤ雑貨店の奇跡」の評価は?!
👉東野圭吾さんについて!
日本を代表するミステリー作家である。
1958年大阪生まれ。
99年「秘密」で日本推理作家協会賞、2006年「容疑者Xの献身」で直木賞、12年本作で中央公論文芸賞など数々の受賞歴を持つ、正に日本ミステリー界の重鎮である。
私もほとんどの作品を読んでいるが、トリックだけでなく緻密なストーリー構成や、心に沁みる抒情的な描写など、バランスにも優れている。
ミステリーの範疇を超えた数々の文芸作品を創出しているのである。
👉本作の舞台化、映画化は?!
2013年、2016年、2017年にそれぞれ舞台化されている。
そして2017年9月23日にKADOKAWA/松竹の配給により映画が封切りとなる。
主題歌は、山下達郎が50枚目のシングルとして「REBORN」書き下ろしに決定!
それぞれに話題騒然の作品となっているのだ!
👉本作のあらすじは?
強盗を働いた若者3人が逃げ込んだのは、廃業した雑貨店の店舗だった。3人は、そこがかつて店主が「悩み相談」をしていて一時話題となっていたことを古い資料から知る。
すると突然シャッターの郵便受けから悩み相談の手紙が落ちて来て驚愕する。
ほんの気まぐれから返事を書いてみるとすぐに返信があり、その手紙の内容から3人はそこが時空を超えて過去とつながっていることを理解する。
様々な人の悩み相談に回答を返しているうちに、ナミヤ雑貨店の秘密と、ある児童養護施設の様々なつながりが浮かび上がって来る。
オリンピックと重病の恋人の狭間で悩むアスリートの女性、稼業の魚屋を継ぐかどうか迷うミュージシャンの若者など、過去の人々と3人の手紙のやり取りが続く中、過去と現在のエピソードが激しく行き交い、そして最後にそれらがすべてつながって、奇跡のような不思議でドラマチックで、しかし温かく優しいエンディングへと雪崩れ込んで行く。
てな感じでしょうか。ネタバレなしならこの程度ですね(^^)/
👉本作の感想です!
とっても完成度の高い作品です。
よくもまぁこんな設定を思いつくものだと感心しきりである。
強盗を働いた3人の若者が主人公であるが、どうもあまり悪い感じがしないのに違和感があったが、その辺りも含め徐々に散りばめたエピソードがつながって行くところの構成力が素晴らしい。
強盗を働いた3人の若者が主人公であるが、どうもあまり悪い感じがしないのに違和感があったが、その辺りも含め徐々に散りばめたエピソードがつながって行くところの構成力が素晴らしい。
刑事も登場しないし殺人事件もない。緊迫のアクションシーンも全くないが、それでもそのストーリーにぐいぐい引き込まれるのである。
そしてエンディングですべてがつながる驚きと安堵感、そして様々な謎が解けた静かな爽快感を感じるのだ。
👉「ナミヤ雑貨店の奇跡」の評価は?!
おススメです!
映画の予告編などを観てから読むと、映像が浮かんで更に良いかも(;'∀')
東野圭吾史上最も泣ける感動作!という看板は伊達ではないと感じた。
そして一生懸命生きる様々な人々の魂に、自然に勇気をもらえる作品である。
小さなトリックを散りばめ、それを最後に解き明かして行くのは近年のミステリーの手法であるが、それよりも本作は良質な文芸作品と言っていい崇高さがある。
それは作者の本作に賭けた想いが、読者に向けたメッセージが気高いのだと思う。
それは作者の本作に賭けた想いが、読者に向けたメッセージが気高いのだと思う。
是非読んでみてください(^^)/
映画「ナミヤ雑貨店の奇跡」公式サイト→
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