単身赴任は健康が大事!達人に学ぶ健康法は風呂で読書?納豆の立ち食い?/サラリーマン4コマ漫画劇場㊾



単身赴任で気を付けたいのはやはり健康!単身赴任の達人に学べ!




私は転勤族である。単身赴任も10年ほど経験している。しかし10年なんてまだまだ駆け出しであり、単身赴任の達人と言われる人も結構いるのだ。そんな達人に学ぶ単身赴任の健康法、楽しみ方を書いてみますね(^.^)




(^.^)本日の記事の見出し


👉単身赴任の達人はこの人!


👉達人の食生活に学べ!


👉風呂で新聞を読む?!


👉健康を害した友人たち!


👉単身赴任解消も帰る場所がない?!


👉まとめ:単身赴任はクレージー?!








👉単身赴任の達人はこの人!


 転勤族という言葉があるが、私も正に転勤族であった。
 単身赴任も10年ほど経験している。

 しかし10年などというのは駆け出しの部類で、単身赴任の達人とも言える人は数多く存在している。

連続18年のDさんは横綱クラスであろう。

大阪で一緒だった先輩だが、生活習慣がかなり変わっている人だった💦

 2LDKの広いマンションに住んでおり、夏はエアコンの風を循環させる為に扇風機を3台購入しそれぞれの部屋に置いて、戸は全部外して片付け、「首振り強」の設定で常に付けっぱなしにしていたそうである。

 するとどの部屋にいても高原のように爽やかな風を受けられるのだそうだ(;'∀')

 素晴らしい発見のように得意満面で説明されていたが、家族がいたらこんな不経済で馬鹿げたことは許されるはずがない(/ω\)

 そもそも普通の一人暮らしは、リビングメインでひっそり暮らしているものなのだ(-_-;)






👉達人の食生活に学べ!


また、Dさんは食生活も変わっていた。
朝は納豆一筋だそうなのだが、ご飯は食べない。
納豆オンリー派である。

 食卓が汚れるのがイヤなのでキッチンで立ったまま食べる💦のだそうだ。

 どうだ、合理的だろ!と威張るのだが、扇風機が3台廻っている部屋のキッチンで、立ったままパックの納豆をそのまま食べているDさんを想像したら、ツボに嵌ってしまい大爆笑して止まらなくなった。

  するとDさんは本気で怒り出した。
自分がこんなに素晴らしいことを教えてやってるのに笑うとは何事か!という趣旨である。

  しかし可笑しいものは可笑しい。
 ぷんぷん怒っているDさんを尻目に、私はしばらく笑いの発作から逃れられなかったのである(;'∀')








👉風呂で新聞を読む?!

 しかし、Dさんに教えていただいてホントに良かったことが一つだけある。

 Dさんの日課はキッチンで納豆を食べる前に風呂で新聞を読むことであった。

 最初にそれを聞いた時ちょっと驚き、「えぇぇ?!濡れないように読むには腕が疲れるでしょ!」と思わず言ってしまった。
 これはDさんの待っていた質問であった。

 ニヤっと笑うとしてやったりの顔で、「バカだなぁ、福田君。風呂の蓋の上で読むんだよ」。

 な、なるほど!( ゚Д゚)これにはすっかりやられた。

 半身浴はリラックスできストレス解消に最適だし、血行を良くし肩こり・むくみの解消にもつながり、デトックス効果も期待できると言われているお手軽健康法である。

 私も当時休みの日に半身浴をして雑誌や本を読んでいたのだが、蓋の上でという発想が無かった。
 そもそも家の風呂に蓋が無かったのである。

 腕は疲れるし本は濡れるし、でちょうど困っていたところだったのだ💦
 
 そこで早速蓋を買い求めその上で新聞、雑誌、小説などを読み始めた。
 快適であるヽ(^o^)丿
 実に素晴らしいのだ。

 休日の朝ににジョギングなどをして帰って来て、風呂で30分~40分くらい読書するのはとてもゆったりとした良い時間であった。

 このように単身赴任の達人たちは玉石混合の様々なノウハウを編み出して、家族と一緒に住む自宅では発想できない自由な暮らしを送るのである。







👉健康を害した友人たち!


 一方私の単身赴任仲間で健康を害した人たちも多い。
 共通点を挙げるならやはり「オール外食」ということではないか。

 今はコンビニでも一人用の総菜やサラダなども豊富で、カロリー、炭水化物、脂質などの成分表示もしっかりしているが、以前はこのような環境ではなかった。

 単身赴任者は外食中心で、家で全く食事をしなかった人も多かったのである。

 外食はどうしても味が濃くなっている。
 塩分が多めであり毎日続いて行くと内臓への負担が大きいのである。

 家で食べる時も、片づけが面倒などの理由でカップラーメンを食べ続けたりすると更に最悪だ(/ω\)

 過度の飲酒習慣などもつきやすく、若くして身体を壊した単身赴任者はとても多い。

 原因の多くは食生活であることは間違いない。

 結局は自己管理なのだが、最も大事なのは「習慣」だ。

 豊かなセカンドライフを送るためにも、単身赴任の食生活の危険性を十分認識して、バランスよく食べる習慣を何としても身に着けたいものである。








👉単身赴任解消も帰る場所がない?!



最も悲惨だったのはやはり先輩のSさんであった。

 12年の単身赴任を終えて家族が住む東京に人事異動が発令された。

おー、ようやく解消だ、と喜んで奥様に電話し、異動が出たよ、と言ったところ、今度はどこ?と明るい声だった奥さんが、東京と聞いた途端、え?!と絶望的な声を発したまま絶句したのだそうである(/ω\)

 確かに長期単身赴任者は自宅に居場所がないのだ。

たまに帰るくらいは良いが、常時暮らすとなると荷物も入らなければ、部屋も子供に取られてしまっており、すっかりやっかい者と化していたのだった(/_;)

 結局Sさんは自宅の近くにアパートを借りて徐々に慣らし、だんだんに荷物を減らし、1年間をかけて自宅に戻ることに成功したのである。








👉まとめ:単身赴任はクレージー?!




単身赴任は悲喜こもごも。
勿論良いところも悪いところもあるのだが、どちらかと言えば良いはずはない。

 家族の環境を守るために一人で働き続ける日本のおやじは、海外の人から見ると相当奇異に映るらしい。
クレージーなのだそうだ。

 だが勤勉で真面目な、何とも日本人らしい姿なのではないか、とも思えてしまうのである。

 18年間の単身中、風呂で毎朝新聞を読み、立ったまま納豆を食っていたDさんは、70歳を超えるがめちゃめちゃ元気で健康そのものである。

 やっぱり習慣なのかなぁ(;'∀')