2016年11月14日月曜日

「席を外す」ビジネスマナーは会社の顔ですよ!/咆哮のオピニオン編その14


<作画:みやかね・にわとり>

 ~ビジネスマナーは会社の顔である!~

 お客様に電話すると「〇〇はただ今席を外しております」と言われることも多い。
 今日の漫画のように本当に外してる人はいるはずもないが(^^;)また電話しますから、と一旦切ってかけ直すと今度は「〇〇は出張中です」などと言われてイラっとすることもたまにある。出張中なら何故最初の人がそう言わないのか・・・。

 状況としては、電話を取った人(以降Aさん)が〇〇さんの席を見たらいないから「席を外している」と答えた可能性が高い。
 例えば私が本件で不快な感情を抱いたことを理由に裁判を起こした場合、Aさんから、「席にいないから席を外してます、でいいだろ!あぁ?!外してるだろ確かにぃぃぃ!文句あっか?」などと開き直られたら、多分私は負けるだろう(*_*;

 しかし、ビジネスマナーにおいては出張中は「席を外している」とは明らかに違う。席を外しているというのは、暗に社内にいることを意味している表現だ。しかも単に「席を外している」と使うなら、ほどなく戻ることも併せて言っていることになる。
 会議や打ち合わせで一定の時間席に戻らないのであれば、Aさんは私に「〇〇はただ今会議中で〇〇時まで戻りません」と伝えるべきであろう
  多分Aさんは忙しかったか性格が荒っぽかったか(+_+)で行動予定表を確認せずに答えたのだと思うが、このような対応は「こんな会社なんだね」と、相手方にマイナス評価を与えるので厳に慎まなくてはならない。
 ベストの対応は、「〇〇は〇〇時まで戻りませんが、席に着きましたら折り返しお電話させましょうか?」とか「お差し支えなければご用件を承りますが」などと返すことであろう。感じが良いし、おー、俺の事ちゃんと考えてくれてんだなぁと、ちょっと感激する人もいるだろう。
 一般的に言えばAさんも、席を外している何時ごろ戻りますか仕方なくAさん予定表確認明日まで出張中でした戻られたらお電話ください、てなことになって結局は同じ手間をかけることが多いので、最初から確認して答えた方が面倒がないだろう。
 ビジネスマナーは会社の顔とも言える。小さなことで信用を失くすのは本当に勿体ない。
 勿論逆もある。電話応対が素晴らしかったことをきっかけに大きな商談につながるケースだってたくさんあるのだ。

 私が以前に担当していた、あるオーナー系の上場企業の接客は素晴らしかった。
 応接に通された際に秘書の方がお茶を出すのだが、その時のマナーが秀逸だった。
 まず、ドアのノックが素晴らしい。2回ドアをノックするその間隔が計算され尽している。気持ちが良いノックなのである。
 更に入って来た時のお辞儀がすごい。背筋が伸びており、お辞儀の角度が完璧である。
 そしてローテーブルの場合には、上半身を屈めるのではなく膝を曲げて腰を落としながらお茶を出す。その人だけではなく、誰が来ても同じ作法である。品格があり丁寧で心地良い。うーむと心の中で唸る。マナー教育が徹底していることに感嘆する。良い会社だなぁと感激するのである。

 しかし、このようにお茶を出すには相当な鍛錬が必要であろう。うさぎ跳びとかして足腰を鍛えたり、股割りとかで下半身の柔軟性を確保するトレーニングをしているのかも知れないこのようにお茶を出すだけで「いやー、素晴らしい会社だなぁ」と思わせるのだからその陰には大変な努力があるのだろう。

 若い頃の話だが、夏にお客様を訪問した際に麦茶が出た。猛暑の中を営業に廻っていたのでとても喉が渇いており、グビっと一気に飲んだらパニックになった。何と麺つゆだったのである( ゚Д゚)
  私は必死の思いで堪え何とか飲み干したが、向かい側に座っていたお客様の課長がブヘっと吐いた(/ω\)
 何故冷蔵庫に麺つゆが入っていたのかは知る由もないが、確かに色は似ているので間違うこともあるのだろう。勿論怒りはしなかった、何だかなぁとは思った。 

 このようにお茶出し一つで会社の印象は天地の差が出るのである。
 ビジネスマナーは会社の第一の顔なのだ。絶対に軽んじてはいけない。


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