そう言われてみれば最近コンビニのイートインコーナーって増えたもんなぁ・・・。
18年2月末までに約2万店のうち5,000店ほどをイートインにするらしい。ローソンも1万3,000店のうち5,000店、ファミマも1万8,000店のうち6,000店と、全部のコンビニの3分の1くらいがイートインになるような勢いなのである。
考えてみればこれはすごいことだ(◎_◎;)
ついこないだまで、コンビニで飯を食うというような発想すらなかったのに、もう当たり前!みたいになって来ているのである。
考えてみればこれはすごいことだ(◎_◎;)
ついこないだまで、コンビニで飯を食うというような発想すらなかったのに、もう当たり前!みたいになって来ているのである。
電子レンジもあればお湯もある。カップ麺とサラダとおにぎりなど組み合わせも自由だし、揚げ物、おでん、肉まんなども置いている。安くて便利そのものなのだ。
だがしかし、これはどういうことかと言うと、ファストフードや外食産業からコンビニに客が逃げるということである。今までは無かった形態にどんどん集客されれば、マックもケンタも吉野家も大打撃なのだ(-_-;)
更に、デニーズやジョナサンやすかいらーくだってただでは済まない。
更に、デニーズやジョナサンやすかいらーくだってただでは済まない。
ほっともっとにオリジンなどのお弁当屋的形態も、更に言えばスーパーや百貨店の惣菜コーナーだって影響を受けないとも限らないのである(=_=)
なんせ人は昼飯も晩飯も一日一回しか食えないのだ。コンビニで食ってしまえばそれで以上終了なのである。
なんせ人は昼飯も晩飯も一日一回しか食えないのだ。コンビニで食ってしまえばそれで以上終了なのである。
なので特に影響の大きいファストフード業界では既に防御に向け対応策を講じ始めているようだ。
店舗の大改装だそうである。単身、共働き、シニアなどのライフスタイルに合わせた店作りをすることで対抗して行くと言う。
店舗の大改装だそうである。単身、共働き、シニアなどのライフスタイルに合わせた店作りをすることで対抗して行くと言う。
うーむ、と唸る。うむむむむとも唸る(-_-;)
これって結構大変な事態になってるのではなかろうか。
何せコンビニの影響力は絶大だ。私もほぼ毎日何かしらは買う。通り道にたくさんあって便利だからだ。
だがしかし、当初の便利さでの集客に加え、近年加わったのが「美味しさ」や「安さ」である。
だがしかし、当初の便利さでの集客に加え、近年加わったのが「美味しさ」や「安さ」である。
昔はやや高く、美味くもないが便利だから行っていたコンビニが、今や安くて美味い、というコンセプトを加えて成長し続けているのだからホントにもう手に負えないのだ(*_*;
おにぎりもパンも弁当もサラダも惣菜も、かつてとは全く違うクオリティの高さなのである。セブンカフェに代表される「コンビニコーヒー」は今や当たり前だ。しかも美味いではないか。
以前にコーヒー業界の方と話してたら、「高級ホテルの1,000円のコーヒーとコンビニの100円のコーヒーはどちらが美味いか?」と訊かれた。
そりゃいくら何でもホテルでしょ!と言ったら笑われた。
明らかにコンビニが美味いのだそうだ。理由は豆の鮮度。
コンビニの方が量も出るし回転が全然速いので、豆が新鮮で美味いのが当たり前、とのことだった。そもそも豆の質はさほどの差はないそうだ。まぁホテルは場所代なんだけどね。
そりゃいくら何でもホテルでしょ!と言ったら笑われた。
明らかにコンビニが美味いのだそうだ。理由は豆の鮮度。
コンビニの方が量も出るし回転が全然速いので、豆が新鮮で美味いのが当たり前、とのことだった。そもそも豆の質はさほどの差はないそうだ。まぁホテルは場所代なんだけどね。
更に、消費税が10%になった際には、イートインなら軽減税率が適用され8%据え置き、という流れになっているという。
何と恐ろしいコンビニへの一極集中化(◎_◎;)
こういった流れを受け、ファストフード業界は「ちょい飲み」的な集客を図っているようだ。
ケンタや吉野家、富士そばなどでアルコールを提供し始めており、「ファストフード店で酒を飲む」というのが徐々に定着して行くのかも知れない。
うーむ、そうなると居酒屋が商売が厳しくなるぞ(*_*;
結局玉突きだもんね。ニーズがどんどん増えて、酒の消費が進むとは思えない。結局パイの奪い合いなのだ。
コンビニのイートイン拡充は、居酒屋のビジネスにまで影響するのである。
結局玉突きだもんね。ニーズがどんどん増えて、酒の消費が進むとは思えない。結局パイの奪い合いなのだ。
コンビニのイートイン拡充は、居酒屋のビジネスにまで影響するのである。
しかし、ホントにこれはどーなのよ?!(-"-)と思ってしまう。
これは経済や文化にとって正しい道なのかという疑問が湧いて来るのだ。
儲かるなら何でもいい。全部取っちまえ!てな感じでコンビニが何でもかんでもやることが、本当に私たちにとってプラスなのかどうかは甚だ疑問である。
このまま行けば、いずれはコンビニのイートインコーナーは更に拡充し、直接酒を提供するようになるであろう。
飯を食って酒が飲めれば次はカラオケか。
カラオケボックスが併設されることも考えられるし、更にスナック的なカウンターのスペースで店員が水割りを作って提供してくれることもあり得る。「スナックセブン」である。
飯を食って酒が飲めれば次はカラオケか。
カラオケボックスが併設されることも考えられるし、更にスナック的なカウンターのスペースで店員が水割りを作って提供してくれることもあり得る。「スナックセブン」である。
また、酔っぱらってそのまま泊まれるように、カプセルホテル的設備を作ることも視野に入っているかも知れない。「セブンホテル」だな。
安くて便利で美味しくて快適、というコンセプトを追求して行けば、そりゃコンビニにすべて集約されて行くのだろう。
しかし!と私は思う。そして憤る(-"-)
そんなに全部取るのが本当に必要なんですか?!
雇用も文化も経済の発展も損なわれやしませんか!
各業態の棲み分けもある程度はないと、いくら何でも寂し過ぎやしませんか!
怒りにも似た感情を覚えつつも、私はセブンイレブンのイートインコーナーで、「セブンコーヒー」を飲みながら「こだわりソースのコロッケパン」のランチを食べたのであった(/ω\)
だってさぁ、便利で美味しいんだもん(^^;)
そんなに全部取るのが本当に必要なんですか?!
雇用も文化も経済の発展も損なわれやしませんか!
各業態の棲み分けもある程度はないと、いくら何でも寂し過ぎやしませんか!
怒りにも似た感情を覚えつつも、私はセブンイレブンのイートインコーナーで、「セブンコーヒー」を飲みながら「こだわりソースのコロッケパン」のランチを食べたのであった(/ω\)
だってさぁ、便利で美味しいんだもん(^^;)
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