「もっこす」のラーメンは今や神戸のソウルフードなのか(◎_◎;)
しかし、このチャーシューの量は凄まじいっす!
そして「もっこすのチャーシューメン」と訊けば、美味いけどチャーシューの量がハンパないΣ(゚Д゚)という答えが返って来るだろう。
そんな「もっこす」の実食レポートです(^.^)
(^.^)本日の記事の目次
👉「もっこす」とは
👉わたしと「もっこす」の出会いは?
👉訪問してみました!
👉遂に実食です!
👉麺と具材を評価してみる!
👉やっぱりチャーシューが大量に余り反省する(-_-;)
👉まとめ:神戸の「もっこす総本店」の総合評価は?!
👉「もっこす」とは
神戸の大倉山総本店を中心に、西宮、西明石などを加え神戸で12店舗を展開する老舗ラーメン店である。
創業40年の歴史と伝統を誇る。
また24時間営業の店として、様々な顧客に様々なシーンで親しまれて来たのである。
店主は京都の第一旭の出身であり、同店の「のれん分け店」である。
なので、大量の薄切りチャーシューや山盛りの青ネギといった、京都第一旭の特徴が今に至るまで息づいている。
もっこすは、この40年の歴史の中で大きく味を変えてはいない。
しかしその間、ラーメン文化は劇的に変化した。
魚介系、Wスープ、トリプルスープに加え、つけ麺、まぜそばなど、多種多様なラーメンが出現したのである。
だが、もっこすはそんな中でも、創業の味を守り続け、遂に神戸のソウルフードと言われるまでに至っているのである。
これは本当にものすごいことだと思うのだ。
👉わたしと「もっこす」の出会いは?
私は現在は東京在住である。
今から30年近く前の話だが、私は初めて関西勤務になり神戸支店に着任した。
私は東北の福島の出身である。
それまでの転勤は東京、青森、長野であり、西日本の勤務経験は皆無だった。
なので神戸に人事異動が発令された時、うへ?!と思った(◎_◎;)
DNA的に関西で暮らす、というのが馴染まなかったからだ。
関西弁というのも何となくコワい感じがして違和感があった(-_-;)
うううう~む、と思いながら転勤したのだが、行ってみると神戸は自然と文化が融合したとても良い町ですぐに気に入った。
DNAは全く関係なかったのである(^^;
その頃、この大倉山の「もっこす」によく通ったものである。
茶色のスープにどっさりチャーシューに青ネギ、というのが、それまでに一度も見たことのないヴィジュアルで心惹かれた。
しかも豪華で非常に美味しかったのである。
私はほんの一年半で東京へ戻る異動が出て、後ろ髪を引かれる思いで転勤した。
その後ろ髪を引いた一人は「もっこす」さんであったことを告白しておきたい。
👉訪問してみました!
市営地下鉄で三宮から二駅4分、もっこす総本店に到着である。
幹線道路沿いであるが、大きな木の佇まいも何となく風格を感じてしまう。
あー、懐かしいなと思う。
そうなのだ。おそらく27、8年ぶりの訪問なのであった。
チャーシューが異常に多くびっくりしつつも、次の訪問でもついついチャーシューメンを発注してしまっていたあの元気でこってり好きで肉好きの30代を遥かに超え、今や遂に60代の立派なオヤジとなってしまった私であったが、この店の前に立つとあの頃のエネルギーが蘇るような気になって来るのであった。
よし!行ってみよう!
👉遂に実食です!
券売機を探すが無いようである。
店に入ると店員さんが「いらっしゃい!」と言う。
壁を見るとお品書き。
中華そば780円とチャーシューメン980円しかないのである。
おおおおお~!あの頃のままだぁ(^.^)
何とまぁ潔いことか。変わらない事の何と美しいことか。
嬉しさのあまり瞬間的に「チャーシューメン」を発注してしまう💦
金曜日のAM11時。客は5分の入りである。
しかし平日のこの時間に、これだけ入っていればたいしたものだとも思う。
「営業時間変更のお知らせ」というのが目に留まる。
朝9時から深夜4時までやるのもスゴイことなのだが、ここは元々24時間営業だったのだ。
本年2月4日の早朝、スープ工場で火災が発生してしまい、その関係で営業時間を短縮しているらしい。
いずれ24時間営業に戻すのだろうか。
早期の復旧をご祈念する👏
さて、そんなことを考えているうちにチャーシューメン着丼である。
なにぃ~?!やっちまったなぁ!という感じのヴィジュアル(-_-;)
とても60過ぎのオヤジが午前中に食べるものではないことが一目瞭然である💦
👉麺と具材を評価してみる!
とりあえずチャーシューを除けないとスープも麺も姿を現さないので、寄せておく。
スープはこの茶色いヤツですな。
コクがあるがスッキリしてて飲みやすい。
豚足と野菜を圧力鍋で仕上げた「豚足醤油」のスープだそうです!
何度飲んでも飽きない味ですね(^.^)
麺は細麺。
コシがありパツっとした食感がステキなストレート麺である。
やっぱりこのスープにはベストマッチだね。
チャーシューを消化する必要があるので、肉で麺を巻いてみる。
だいたい普通はチャーシューは大事に食べるものだ。
ラーメンが来て、いきなりチャーシューをバクバク食べるヤツはいない。麺を食べ進む中で、そろそろチャーシュー食べようかな、どうしよっかな・・・などと思いつつ、中盤に楽しみに食べるものである。
しかしここのチャーシューメンは、そんなことしてたらとても追いつかない(-_-;)
私は意識してチャーシューの消化ペースを上げたのだ。
しかし努力の甲斐もなく・・・麺が・・・なくなった・・・((+_+))
👉やっぱりチャーシューが大量に余り反省する(-_-;)
うぬぬぬぬ・・・。
やっぱり結局こうなってしまったか・・・(-_-;)
相当気を付けたつもりだが、麺の消化スピードを上手くコントロールできず、大量にチャーシューが残る事態に陥る。
とは言うものの、ここのチャーシューはコッテリ感はなくもたれない。
味わいがあり美味しい薄切りチャーシューである。
ニラ唐辛子を加え味変しつつ何とか完食に至る<m(__)m>
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👉まとめ:神戸の「もっこす総本店」の総合評価は?!
歴史と伝統を感じさせる素晴らしいお店であった。
今風の複雑な味を求めている方はNGかも知れないが、変わらないということが如何に素晴らしいことなのかを感じ、大いに堪能したのである。
ラーメン店に限らず、商品はお客のニーズに合わせ変化し進化する。
しかし変わらないものを変わらずに提供することは、自信とプライドが無ければそもそも出来ないのだ。
そして私もまた、30年前と同様にチャーシューが残り反省するのである。
そうなのだ!お店も私も、変わらないことが美しいのだ!
そして私は断言しておきたい。
次に来る時も、私は必ずチャーシューメンを発注する。
それが変わらぬ味を提供し続ける、この店に対する私の感謝の想いである。
住所:神戸市中央区楠町7-1-3
経路:神戸市営地下鉄大倉山駅徒歩3分
営業時間:9:00~翌朝4:00
定休日:無休(毎週火曜AM3:00~5:00は清掃)
席数:20席
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