2016年8月26日金曜日

遅刻/動乱のエピソード編その4



遅刻
~永遠の真理。会社には這ってでも行け!~


二十代はバブルの時期でもあり活気もあったが、夜中まで仕事をするのが当たり前の時代でもあった。夜の11時くらいまで仕事をして、それからみんなで飲みに行って、さらにカラオケスナックへ行って終電かタクシーで帰る、などということも本当に多かった。当然寝るのは2時か3時である。すると起きるのも遅くなるし、二度寝して起きた瞬間に遅刻確定、などという大惨事も起きてしまうのだった。それに若い頃はよく眠れる。 

学生の頃の話だが、徹夜マージャン明けで夕方の4時に寝た。起きたら目覚ましは5時だった。13時間も寝たのか、と思ったがどうも様子が変だ。夕方のようなのだ。1時間にしては随分寝た感じだなぁ、と思いテレビを付けニュースを観たら、何と曜日が変わっていた。25時間寝たのである(@_@)

もっとひどい話もある。新入社員の頃に昼食後、車で営業に出た。前日が飲み過ぎで疲れており何だかひどく眠くなった。このままだと運転に支障がある。15分位横になろう、とシートを倒し吸い込まれるように寝た。目を覚まして驚愕した。何と真っ暗だったのである。時計を見たら夜の7時だった。6時間近く昼寝してしまったのだ( ゚Д゚)
焦って会社に戻ったが上司には何も言われなかった。まだのんびりしている時代で、行動予定も厳格ではなく、携帯もポケベルもない頃だったので助かった。

課長時代に夜のお客様との付き合いがハードな部署にいて、一週間で10時間しか寝なかったことがある。2時、3時、4時まで酒を飲んでいて、家に帰って2時間ばかり寝てまた出社するのだ。その間に寝ずにゴルフにも行っていた。金曜日のランチをお客様と食べていて、食べながら突然寝てしまいお客様に呆れられた。そりゃそうだろう。何の前触れもなく、瞬間的に熟睡したのだから(^^;)
そんな状態が続いても何とかなったのは若かったせいだろう。週末に死んだように寝て、平日の分を取り戻せていたのだ。

ともかく遅刻の最大の要因は寝坊であるが、部長になってから何度も繰り返し見た恐ろしい夢がある。全国の営業責任者が一堂に会する大きな会議に遅刻する夢である。
300人くらいの会議で、社長がマイクで訓示をしている最中にこそこそドアを開け入って行くと、目ざとく見つかってしまい「何だ、君は!」と社長に怒鳴られるのだ。必ずこの怒鳴られるところで目を覚まし、汗をびっしょりかきながら、あー、良かった夢だった、と心からホッとするのである。これがまたものすごい安堵感なのだ。
何だか恥ずかしい夢だなぁ、俺って気が小さいのかなぁ、と思って同僚、先輩に話してみたら、みんな結構似たような夢を見ていた。また、日曜日に会議があったことがあり、金曜日の夜一旦寝てから夜中に目を覚まし、(あれ?まさか会議は土曜日じゃなかったよな)と突然不安になり、起き出して資料を確認し、(あー、やっぱり会議は日曜日だった。良かった)とまた寝たこともある。それも複数の人が経験していた。それほど大きな会議に出席する時の遅刻への恐怖心は大きいのである。気が小さいのは私だけではないのだ(^^;)

新入社員の時に先輩から一番最初に言われたのは、「会社には絶対遅刻するな。何があろうと這ってでも行け」ということだった。この「這ってでも行け」というのは深く心に残った。本当に這って行ったことはないが、それに近いことは何度もあった。
強烈な二日酔いで電車の中で気持ちが悪くなり、一駅ごとに降りて休んでからまた乗って、必死の思いで出勤したこともある。その日は会社に着いたものの全くどうすることも出来ず、午前中は会議室の机の上で仰向けに寝ていた。まるで死体である。

何があろうとともかく時間までに会社に行く、というのは終身雇用時代のサラリーマンの心得だろうが、結局精神は今でも何ら変わらないのだと思う。



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