サラリーマンも「友達」を作るのが大事!そのコツは?芸は身を助く!/サラリーマンスキルアップ講座⑥


<作画:みやかね・にわとり>


サラリーマンも「友達」を作るのが大事!そのためには相手の趣味嗜好を知ることがスタート!





サラリーマン人生のピンチを救いチャンスに変えてくれるのはやっぱり友達の存在である。だから社内やお客様などのキーマンとは「友達」と言えるような親しい関係を作ることがかなり重要である。何故なのか?そのコツとは?エピソードと共にまるっとまとめました!





(^.^)本日の記事の見出し


👉親しくならないと助けてもらえないのだ!


👉ピンチをチャンスに変えたエピソードを語る!


👉将を射んと欲すればまず馬を射よ!なのだ!


👉私を落とすなんざぁ実に簡単です💦


👉まとめ:芸は身を助く=仕事以外の趣味でつながることが仕事を助けるのだ!






👉親しくならないと助けてもらえないのだ!


 サラリーマンはお客様や社内のキーマンなどと親密になる必要がある。

 親密になるには仕事の付き合いをしているだけではなかなか難しい。

 勿論仕事を通じてだけでも信頼関係は構築できるが、本当に困った時に助けてもらったり、ここぞという時にサポートしてもらうには「友達」になるのが一番なのだ。

 結構ここは重要なポイントである。

 サラリーマン人生のピンチやチャンスは山ほどあるが、もうダメかも💦と思った時に手を差し伸べてもらえるかどうかでその人の価値が決まると言っても過言ではないのだ。

 仕事外の付き合いなど不必要!という意見も多くある。
 それはそれで正しい。

 しかし困った時がサラリーマンの本当の勝負所であることは、結局後から気づくのである。

 だからキーマンとは友達になった方が良いに決まっている。

 友達になるには共通の趣味嗜好がないといけない。
 だからこそ相手の好きなことを知る必要があるのだ。




👉ピンチをチャンスに変えたエピソードを語る!


 課長の頃の話だが、難攻不落のTさんというお客様がいた。
 
 ある有力な企業の財務課長さんだったのだが、非常に真面目な人で仕事に厳しい人だった。

 酒は一切飲まず接待も受けない。
 商談に行っても無駄口一つ叩かず淡々と仕事の話をするのみである。
 無駄口ばかり叩く私とは対極を為す人であった(-_-;)

 私がこの会社に仕掛けていた大型契約のプレゼンは、Tさんに再三跳ね返されなかなかモノに出来なかった。

 これをもし他社に取られでもしたら、正にサラリーマン人生の大ピンチ💦という局面だったのだ。

 さてどうしたものか、と考えていたところ、Tさんの周辺からTさんがマラソンをしている、という情報を得た。

 当時ちょうど私もマラソンを始めたところであったので、訪問時に思い切って話題を振ってみた。
 すると、今まで見せたことがないような笑顔でマラソンの話をするのであった。

 私は一計を案じ「シューズに迷っているので一度一緒に買いに行ってくれないか」と依頼してみた。

 即決でご快諾いただき翌週の夜に一緒にスポーツショップに行って靴選びをしていただいた。

 流れで食事に行きマラソンの話題を中心に話に花が咲いた。
 その後一緒にマラソンレースに出場したりして、本当に懇意にしていただけるようになった。

 その後のプレゼンで私のプランはすんなり成約となった。

 一緒に訪問していた部下は帰りの車の中で「何があったんですか?まさか決まるとは!」と目を丸くして驚いていた(◎_◎;)








👉将を射んと欲すればまず馬を射よ!なのだ!




 仕事の中ではこのようなことが度々あった。
 
 将を射んと欲すればまず馬を射よ、みたいな話なのかな。 
 環境を作るということか。

 環境が出来てないのに、結果ばかりを求め闇雲に突っ込んでも成果を挙げることは出来ない。

 最初はまず環境作りに全力を尽くすべきなのだ。

 そしてその為にビジネスマンが為すべきことは、相手の趣味嗜好を知り、同好の士となることで実質的な友人関係を作り、(こいつの為にはなんとかせねば)と思わせることなのである。

 そのためには業務外で一緒に趣味嗜好の時間を共有することが大事である。 

 酒席などで仲良くなるのも勿論大事だが、それだけではなかなか難しい。

 一歩相手の世界に入り込み、その世界を知り共有することが急速かつ劇的に親密になる為の近道なのである。






👉私を落とすなんざぁ実に簡単です💦


 その点、私を落とすことなんかは実に単純で簡単だ💦

 私は長くバンドをやっており、CDを出したりMVを作ったりライブをやったりしている。

 友人やお客様で稀にライブに来てくれる人がいるが、このような方たちには特別な感情が芽生える。

 有り難いと思う。
 素晴らしい人だと感じる。
 一生不義理は出来ないと心に誓う。

 他の人とは一線を画した友情的な気持ちがふつふつと湧き出る。

 何か頼まれたりしたら必死で頑張らねば、プレゼンされたりしたら断われないな、などとついつい思ってしまうのである(;'∀')

 ある意味恐ろしい(-_-)
 だから趣味は恐いのだ。

 ビジネスを超えるのである。
 






👉まとめ:芸は身を助く=仕事以外の趣味でつながることが仕事を助けるのだ!



 だからまずは、相手の趣味嗜好を知るところから始めるのだが、発表会みたいなものがある趣味をしている人がいたらすごい狙い目である(@_@)

 バンドの他にも、合唱や楽器、書画や陶芸など趣味の人は珍しくない。

 また、料理が趣味の人も多い。
 蕎麦打ちやうどんなども人気である。
 このへんを一度食べさせていただく機会を作るなどの対策もある。

 農業も増えて来た。

 レンタル農園などを借りて休日に栽培する人も多い。
 このような人たちに教えを乞うのも一挙両得と言える。

 結局芸は身をく!なのである。
 仕事以外の趣味を磨くことでも仕事につながることが多いのだ。

 貴重な休みやアフター5は仕事の関係は忘れたい、という気持ちは分かるしそれも正論である。

 しかし世界を広げることには大きな意味がある。
 損得を超え新たに得るものがあるかも知れない!
 ミイラ取りがミイラになることも世の中には珍しくありませんよ(;'∀')