2017年1月4日水曜日

サラリーマンは「電柱理論」で乗り切ろう!悩めるサラリーマン必読!/日々雑感その1

~電柱理論で今年を乗り切ろう!~

 今日から仕事始めという方が多いと思う。去年の1月4日朝8時のツイッター1位は「会社行きたくない」だったそうである。多分今年もそんな感じなのだろう。そりゃそうだ。長く休めば会社に行くのは更に苦痛である。みんなイヤでイヤでしょうがないのだ。この機会に辞めてしまう人もいるのではないか。それほど休み明けのストレスは激しく大きいものなのである(=_=)

 そもそもほとんどの人は仕事はしたくないと思っている。好きなことを楽しんだり、のんびりごろごろしたりしてる方が幸せに決まっているからだ。しかし社会においては働かなければ収入は得られない。収入が無ければ衣食住が満たされない。だから大半の人は自分の為、家族の為に仕方なく働いているのである。
 中には好きで好きでしょうがない仕事をしている人もいる。スポーツ選手や芸術家、作家、棋士、俳優、芸人など自らの才能を収入に換えている人達である。これらの人達はサラリーマンに比べ達成感や充実感は相当に大きいのだと思う。しかしその分苦しみも大きいはずだ。サラリーマンも競争は激しいが、才能勝負の彼らが成功する確率は砂の一粒を拾うようなものである。例えば芸術家が無から有を生み出すのは孤独で過酷な作業だ。出来た時の喜び以上の生みの苦しみに耐え、乗り越えて行かねばならないのである。

 サラリーマンの最も良い事は「仕事があること」なのではないか。ミッションは会社から与えられることが多い。ミッションに対するプロセスは自らが組み立てる必要があるにせよ、(俺は今日は一体何をしたらいいのか・・・)と頭を抱え悩むことはまずない。
 一方、サラリーマンの最も悪いことは「人間関係があること」だと思う。才能を切り売りするような仕事をしている人達は、基本的には一人で自由度が高い。勿論それぞれ固有の人付き合いがあり仕事が成立しているとは言え、自分の才能を信じ黙々と戦うのが基本である。
 ところがサラリーマンは一人で出来る仕事は少ない。チームでミッションを動かして行く場合も多いし、様々な他のセクションの力を借りなければ達成できないことも数多くある。
 更にやっかいなのは「上司や同僚に左右される」という問題だ。
例えばあなたの上司が「バカ課長」だった場合苦しさは何十倍にも増加する。ウマの合わない先輩や後輩がいるのもツラいものである((+_+))

 そのような中で戦うにはやはりメンタルを強くする、耐性を強化するというような対策が必要だ。
 結局仕事は、安定的に金を稼ぐために行っているのだ。
「金、金って言うなよ。仕事はやりがい、生きがいだよ( `ー´)ノ」なんていうオヤジもいないことはないが、そんなのは嘘に決まってる。そんなオヤジだって、「明日から無給です」と言われたら絶対来やしないのだ。
 だから、サラリーマンは自分が社会の一員として金を稼いでいる、というプライドは絶対に忘れてはならない。これはすごいことなのだ。そして芸術家やスポーツ選手の、100かゼロかの生みの苦しみの代わりに、与えられたミッションをこなすことで安定的な収入を得ているというのは大変立派なことだと思う。だからたとえ、バカ課長やイカれら同僚がいたとしても日々戦って乗り越えなくてはならないのである。

 精神的に苦しい時の対処法については過去ビジネススキル編にいくつかを記した。
「一週間単位思考法」などは非常に効果的である。

(2016年12月9日/破竹のビジネススキル編その8)

 最近これらの考え方の元になっているのは「電柱理論」なのではないかと思うに至った。仕事始めの記事を何にするか考えていたところだったので、今回はこの「電柱理論」について書いておきたい。

 この理論の元となっているのは、1968年のメキシコオリンピックでマラソン銀メダルに輝いた君原健二選手の言葉である。
 君原選手は東京8位、メキシコ銀、ミュンヘン5位と長きにわたりオリンピックなど世界のトップで戦った、日本を代表する素晴らしいランナーである。
 マラソンランナーの練習は過酷だ。すべてのスポーツで最も過酷と言ってもいいかもしれない。極限まで自分を追い込むそのトレーニングは悲壮ですらある。当時君原選手のライバルで東京オリンピック銅メダルの円谷幸吉選手は、プレッシャーに耐え兼ね自らの命を絶ったほどなのだ。
 そんな世界のトップランナーだった君原選手が、日々の苦しいロードの練習で考え続けていたのは「次の電柱まで走る」ということだけだったという。
 ゴールタイムが何秒、1キロのラップが何秒、フォームはここを気をつける、などというようなことでは全くないのだ。苦しくて苦しくて止まりたい、もう歩きたい、今日はここまでで止めたいという欲求がどんどん沸き上がる頭の中で、ともかく次の電柱まで次の電柱までと考えその数十メートルを走る、というのだ。
 結局マラソンの42.195kmも数十メートルの積み重ねだ。次の数十メートルさえ走れれば、その次の数十メートルだってきっと走れるはずだ。その繰り返しがフィニッシュにつながるのである。
これが「電柱理論」のすべてなのだ。

 さて、サラリーマンの電柱の間隔はどれくらいが良いのだろうか。人それぞれに違うのかも知れないが、私は一週間を次の電柱と考えて来た。ともかく次の休みまで走る!ということだ。目標に見据えているのはたった5日間だ。ともかくそこまでは走るのだ。一ヶ月や一年や定年までなどというゴールは目線から外してしまうのである。そうすることが結果的に自分のメンタルを強くすることにつながるのだと思う。

 実も私はかつてハーフマラソンによく出ていた。ハーフのトレーニングだって結構しんどい。ましてや、にわかランナーである(=_=)ロードで練習していると、日頃の運動不足もあり苦しさ倍増で、あー、今日はもう止めちゃおうかなと思ったことも多かった。そんな時によくこの「電柱理論」にお世話になった。
 これは実に効果的なのだ。絶対ムリと思っても次の電柱まで行けば、また次の電柱まで何とか走れるものなのである。自分でも不思議だった。何故こんなに、苦しくて苦しくてもうダメで止めたくて止めたくてしょうがないのに次の電柱まで走れるのか。そして設定したゴールまでもつのか( ゚Д゚)
 心理学的分析や脳の解析などはいらない。それがこの「電柱理論」の理屈を超えた魔力と思っておけばいい。信じる者こそ救われるのである。私はそれ以来ずっと電柱理論の信者である。

 最近電柱の地中化が推進されているらしい( ゚Д゚)
それは困るなぁ・・・。数十年後に電柱理論を説いた時、「え?!電柱って何でしたっけ?」と若者に言われたりしたら寂しいもんなぁ。
 まぁいい。たとえ電柱が全て消えたとしても電柱理論の精神は永遠に不滅であることを、私がここに宣言しておこう\(^o^)


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