2017年5月22日月曜日

まず同意しろ!反対しちゃダメ!悩めるサラリーマン必読のスキル!/サラリーマンの王道/流離のフィロソファー編その5


<作画:みやかね にわとり>


~まず同意してみる!反対するリスクはあまりにデカいのだ!~


 最近「批判すること、反対すること」がリスクになって来ているように感じるが、皆さんはどうお考えだろうか?

 特に政治の世界が顕著である。
 何かにつけて批判し反対ばかりしているのを、毎日毎日見聞きしていると、何だかホントにイヤになってしまう。
 この人たちはなんでいつも全部反対ばかりしているのよ?!と思ってしまうのである。だからこれは戦略的には相当マイナスであろう。イメージダウンにつながるのだ(-_-;)



 真面目で主義主張がブレないのかも知れないが、サラリーマンの世界に置き換えて考えてみると、こんな対応はあり得ない。相当リスクの大きな対処の仕方と言えるのではあるまいか。
 サラリーマンは、「まったくあいつは何でも反対で、自分の考えは全然ないんだよな」などという評価が定着でもしたなら一巻の終わりだ(/ω\)
 一旦そんなレッテルを貼られたら、もう巻き返すチャンスすら与えられない場合も多いのである。

 例えば会社の会議などで論陣を張るとすれば、そこには駆け引きが必要である。
 
 まず、反対のための反対は絶対ダメだ。
「いやー、それはちょっと違うんじゃないですかね。もっと良い方法があるような気がしますよ」
 ほらね、これダメでしょ。ひどいでしょ。すっごい無責任だもんね(-_-;)
 対案なき反対は実に危険な自爆行為である。

 しかしこのように少し言い方を変えたらどうだろう。
「それはとても良い考えですね。でも、具体的に実現するためにはもう少し肉付けが必要と思います。もっと論議を深めてみましょう」

 これも結論としては反対している。今のままではダメと言っているのだ。それでも一旦肯定する雰囲気を出しているので、無責任な評論家的な対応は微妙に避けている。

「YES BUT法」というヤツである。
  まずYESを言っておいてから、BUTを出すのだ。
 つまり、反対する時であっても、まず一旦は賛成してみるのである。

 昔の上司のAさんの陰のあだ名は「グレッグ」であった。
 「グレッグと言えば?」と新橋駅前の路上でオヤジにインタビューすれば、過半数の人は「ノーマン」と答えるだろう。著名なゴルファー「グレッグ・ノーマン」である。
 Aさんは何かというと反対する。何でも「No」なのだ。
 そこで口の悪い連中がAさんを「No Man」→「ノーマン」→「グレッグ」とつなげて呼んだ駄洒落的揶揄的あだ名であった(^-^;

 確かにAさんはなんでも「No」ばかり言っていた。
 こちらが仕事の案を出すと、
「それは違う。そんなんじゃないんだよ。もっとこう何か良いのを考えろよ。もっと奇抜なさぁ、他社がひっくり返って驚くようなさぁ、何かそんなのだよ。わかるだろ!」とか言うのである。
 わからないし、そんなのはありはしない。
 そんな良いのがあるなら誰も苦労はしないのだ"(-""-)"

 困り果て「何か良いアイデアはありませんか?」と訊くと、Aさんは「うーん、ここまで出かかってるんだけどなぁ」とか言いつつ、喉に手を当てるのだ。
 しかし1年一緒に仕事した中では、Aさんのアイデアはすべて喉止まりであり、口から出ることはなかった。
 そして残念ながら結局Aさんは、短期間でポストオフとなったのである(-_-;)


 つまりNoは仕事を停滞させるのだ。更に、その人の評判を大きく低下させるのである。
 勿論イエスマンもNGである。何でもはいはい言っているだけで残って行けるほどサラリーマンの世界は甘くない。
 ならば何を目指すか。
 私が提唱したいのは「イエスバットマン」である。
 これはアメリカンヒーロー「バットマン」に引っ掛け、「YES!バットマン」とも読めるのでややカッコイイではないか(^.^)
 



 これは、論議の際や会話では常に、「そうですよね」「私もそう思います」「ちょうど私もそんな風に考えていたんです」などと、うまいコトYESを言うのである。
 そこで一旦良い気にさせておいてから、じわじわゆるゆる反撃するのだ。
「そんな面倒なことやってられっかよ。どうせ反対するなら結果は同じだろ( `ー´)ノ」などと思われるだろうか。
 いやいや全然違うのだ。


 最初に「イヤイヤそれは違うでしょ!」と言うのと、「ホントにそうですよねぇ」と言うのでは、後半戦に同じことを言ったとしても、相手の受け止めがまったく違って来るのだ。

 何故かと言うと人間は結局、「最後は感情」なのである。


 最初に「No!」と言われると、相手は、な、何ぃぃぃ?!"(-""-)"と激高するのだ。
 逆に「Yes!」と言われると、相手は、おー、良かったぁ(^.^)と思うので、その後の反論も冷静に聞いてもらえるのである。



 おー、何と素晴らしいイエスバットマン(^-^;

 ホントは思ってもいないYESは、なかなか言いづらいものである。しかしこれが自己の習慣となっていまえば実に簡単だ。
 それは生き抜くための戦略であり、サラリーマンの重要なスキルである。


「Yesは身を守り、Noは身を亡ぼす」
 裏座右の銘(^-^;としてご採用あれ。
 また、ご自宅でのご使用も推奨するものである<m(__)m>



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