マラソンの魅力とは?マラソンブームは何故起きた?新しい幸福感が得られる?/サラリーマン4コマ漫画劇場63




マラソンブームは何故起きた?マラソンは新しい幸福感が得られる?!




空前のマラソンブーム到来である。東京マラソンの抽選倍率は10倍とも言われる(;゚Д゚)マラソン人口も毎年増え続けているらしい。何故マラソンはブームになったのか?私のマラソンに関するエピソードも語りつつ、その魅力をまとめてみました(^.^)




(^.^)本日の記事の見出し


👉マラソンブームです!


👉何故マラソンブームが起きたのか?!


👉私のマラソン初挑戦を語る!飲み屋で上司に挑発されエントリー!


👉経験したことのない達成感、幸福感だったのだ!


👉まとめ:偶然の出会いに感謝!フルマラソンは達成可能な夢!







👉マラソンブームです!



超のつくマラソンブームだ。

大阪マラソン、神戸マラソンなど大都市での大型大会が続々と生まれ大変盛況だそうだ。
エントリーも大変なことになっているようである。

 東京マラソンのエントリーにおける倍率は約10倍。

 3万人に対し30万人が申し込んでいるのだ(;゚Д゚)
 参加費は10,800円である。

 プレミアムメンバーというのもあって、年会費4,320円を払うと先行予約枠に入れるらしい。

どうしても出たいのでそこにエントリーしている人も多いそうである。

 しかしそれでも当選は難しいのだ💦

 確実なのはチャリティランナーというやつで、10万円以上寄付すれば良いそうだ。

 参加費は別である。
さすがにこれは一杯にはならないようだが・・・。

しかし東京マラソンは参加する価値がある大会だと思う。

何せ、交通規制をして車道を走るというのはものすごい新鮮な感覚なのである。

 優越感を感じる。
経験したことのない新しい世界だ。

 どうだどうだ、俺の道だぞ、てな感じか(;'∀')

 沿道の皆さんが応援してくれるのも嬉しいものだ。
そういう意味では今まで未体験の新しい快感を得られるのである。

 東京マラソンはその極致だと言える。





👉何故マラソンブームが起きたのか?!


ブームの背景にあるのが、2004年に始まった「特定健康診査・特定保健指導」、通称「メタボ健診」と言われている。

 ダイエット志向が高まったことと、それにあまり費用をかけたくないニーズがマッチしジョギングが急激に大流行したのである。

 ジョギングが習慣になると一定のサイクルでやらないと身体が欲するようになる。

 そうなると有酸素運動の脂肪燃焼によるダイエット効果を発揮されて来て、益々距離を伸ばしたくなったりする。


 そしていつしか大会に出てみようかと思うものなのである

 10Km、ハーフ、フルマラソンなど、徐々に段階を上げて行けるのも参加しやすい仕組みと言えるだろう。






👉私のマラソン初挑戦を語る!飲み屋で上司に挑発されエントリー!


私も40歳から50歳までの10年間くらいはよくレースに出ていた。

 フルは機会に恵まれなかったが、ハーフは十数回参加している。
最初に走ったのは新潟マラソンのハーフマラソンであった。

 当時は課長職をしていたのだが、飲んだ席で上司のSさんに「ハーフマラソンくらい走れないヤツは男じゃない」などと挑発され、酔った勢いで「上等ですよ。出ればいいんでしょ、出れば!」とか何とか言ってしまい引っ込みがつかなくなり、たいした練習もせずに参加したのである💦

 元々ジョギング程度は続けていたので何とかなると軽く考えていたのだ。

前半の10kmは好調で、50分を切るペースで折り返した。
何だ、走れるもんだな、と快調に飛ばしていたら、15km付近でスタミナ切れになった💦

 これは衝撃的だった。

 さっきまで絶好調だったのに突然ふくらはぎの辺りがパンパンに張って、足が上がらなくなったのである(/ω\)

 本当に驚いた。
一体何が起きたのか分からなかった。

 ここからが地獄であった((+_+))

 目標タイム2時間切りをSさんとニギっていたので、必死で足を上げ前に進もうとするが足が重くて上がってくれない。

それでも歯を食いしばって、泣きそうになりながらも1時間58分20秒でゴールした。

 ゴールして談笑する人達や軽くジョギングする人達の横に、瀕死の状態で倒れ込み💦仰向けになって空を見上げた。

 10月10日体育の日。
抜けるような青空だった。

 私はそれまでに一度も感じたことのない、今までと違う種類の幸福感を感じた。





👉経験したことのない達成感、幸福感だったのだ!


子供の頃からテニスをしており、真夏の3時間のシングルスなどハードな極限までのスポーツはしていたつもりだったのだが、マラソンの自分の限界を超えた達成感はそれまでのものとは違っていた。

 マラソンはただ走るだけである。

 原始の時代からDNAに組み込まれたこの「走る」という行為で自分をギリギリまで追い込んだのは本当に初めての経験だったし、その達成感、幸福感はそれまでとは異質なものであった。

 勿論マラソンには様々な楽しみ方があり、私の申し上げているのはその一つに過ぎないのだろう。

 それでもエントリーが増え続けるマラソンブームの一面を表わしているのではないかと思う。





👉まとめ:偶然の出会いに感謝!フルマラソンは達成可能な夢!

私を挑発したSさんは体育会系で無茶苦茶無鉄砲な人である。

 酒をさんざん飲んだ挙句夜の12時に、マラソンの練習をすることを思い立ち、皮靴、背広、ネクタイのまま日本橋から葛西までの10kmを走って帰り、汗びっしょりで家に着いたら奥様がその異様な様子を見て泣き崩れた、というようなすごいエピソードに事欠かない(;'∀')

しかし、Sさんがあの日酔っ払った拍子にたいした考えもなく私を挑発しなければ私がマラソンに出会うこともなかったのだ。

 その意味では本当に感謝している。

私は一時ヘルニアとなり、現在はトレーニングを中断している。

 しかし、いつかはまたフルマラソンを、と夢見ている。
フルマラソンとは頂である。

 人はみな頂を目指すものなのだ(^^)/