~経験したことのない「つるっと感」!ビブグルマン店にして淡麗系の雄!~
最近「ビブグルマンラーメン屋巡り」というのが密かに流行らしい。
ビブグルマン店は、ミシュランのうち「星はないが安くて美味しい」という認証を得た店だ。5,000円以下程度が目安と言われている。
東京のラーメン店でミシュランの星を持っているのは、巣鴨の「Japanese Soba Noodles蔦」、大塚の「鳴龍」の2店である。
ビブグルマンは27店。
ラーメン店の総数は全国で32,000店、東京が3,300店と言われている( ゚Д゚)
その中での29店なのだから、掲載されるのは本当に厳選された店なのだ。
そんな店を廻るビブグルマン店巡りは、適正なコストで楽しめるグルメの新しいレジャーと言えよう。
その中での29店なのだから、掲載されるのは本当に厳選された店なのだ。
そんな店を廻るビブグルマン店巡りは、適正なコストで楽しめるグルメの新しいレジャーと言えよう。
食の好みは千差万別とは言え、一定の評価を得ている店に行く方が安心である。なんせ3,300店もあるのだから、毎日食べたって廻り切れるものではないのだ(-_-;)
さてさて、そんなことを考えながらやって来たのはJR目黒駅である。水曜日の14時半。非常に中途半端な時間だ(-_-)
こんな時間に昼飯を食うのは、仕事がめちゃ忙しくて昼を食いそびれたサラリーマンか、ラーメン食べ歩きおやじ(俺ですか(^^;)くらいのものだろう。
てな感じで本日のターゲット店「維新」へ急ぐ。
駅から4分程度。途中にカレーうどんの名店「こんぴら茶屋」、銀座の人気ラーメン店の支店「朧月」などがあり、結構な麺ストリートと言える界隈なのだ。
店はシックな感じである。
いくらなんでもこんな時間帯は空いてるだろう、と油断していたら、一席しか空いてなくてビビる💦
いくらなんでもこんな時間帯は空いてるだろう、と油断していたら、一席しか空いてなくてビビる💦
券売機で、特醤油らぁ麺980円を発注。
同じ店にはなかなか来れないので、ついハイクラスのメニューに目が行ってしまうのである。
7分ほどで着丼!
おー、豪華で美しい!!
名店と言われる店のラーメンは、運ばれて来た時の美しさやヴィジュアル的バランスが見事である。
うー、来て良かったぁ!と、まだ食べてもいないのに、ついつい思ってしまうのである(^^;
スープを口に含むと、鶏の旨みが中心の深みのある重層的な味。浮かした油が全体の味をまとめている印象。
和のテイストです。さすが東京の端麗系を代表すると言われているだけはありますね(^.^)
麺は細麺。
しかしこの麺はちょっとサプライズである。つるっとしているのである。こんなにつるっとしてる食感は初めてだ。かんすい少な目なんだな。まるで稲庭うどんのような食感で驚く( ゚Д゚)
チャーシューは2種。まずは鶏。
雑味のない鶏チャーシューは正に秀逸。ソラノイロに匹敵する完成度。
豚チャーシュー。
しっかし噛みごたえのある、私の好きなタイプ。丁寧な仕事が覗える。
そしてワンタン。こちらもつるっとした食感で具も詰まっていて豪華で美味しい。
そしてワンタン。こちらもつるっとした食感で具も詰まっていて豪華で美味しい。
穂先メンマはアクセントで楽しい!
味玉は旨みが濃縮されたような深い味わい。
うーむ。私は唸る。
醤油ラーメンに、まだこういう手が残っていたのか(◎_◎;)
このラーメン全体に流れるのは、経験したことのない「つるっと感」である。それをまとめるのが和テイストで旨みの強いスープと丁寧に作りこまれた具材なのだ。
このラーメンは、おそらく様々な試行錯誤の中、改良を加え進化して来たのであろう。そして未だ進化の途中なのかも知れない。
「維新」の名にかけ、今後も新しいラーメンの未来を切り拓いていただきたい。
そんな思いを抱いたお店であった(^.^)
おススメします(^^)/
住所:品川区上大崎3-4-1サンリオンビル1F
経路:JR目黒駅徒歩4分
営業時間:11:30~15:00 18:00~22:00(月~土)
定休日:日曜
席数:10席
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