サラリーマンの「さん付け運動」なんてもう古い!時代はもう「ちゃん付け」だかんね!と提言してみる!
2019年10月更新!みなさんの会社では役職呼びですか?さん付けですか?私は役職呼びの時代を経て、その後10年くらい「さん付け」でした。どちらが良いのか考察しつつ、遂にその先の「ちゃん付け」を提言してみま~す😁
😀本日の記事の目次
👉はじめに:「さん付け運動」ってありますよね!
👉だって昔は全部役職で呼んでたんだよ!
👉さん付けのメリットは?
👉さん付けは当然相互にやるべき!
👉さん付けは過去の遺物?!時代はちゃん付けなのか?!
👉まとめ:まずはさん付け!ポイントはコミュニケーションのあり方!
はじめに:「さん付け運動」ってありますよね!
先日新聞を読んでたら、大手都市銀行での頭取交代の記事を見かけた。
新頭取のエピソード的なものの中に「さん付け」というのが書いてあった。
え?!今更そんな。
時代は既に随分前から「さんづけ」ではないのか😵
だがしかし調べてみると、役職で呼ぶか「さん付け」かは相当意見の分かれるところであり、中には「さん付けの会社が崩壊する理由」みたいな過激なタイトルの記事もあるくらいなのである💦
しかしそんなことで会社が崩壊するわけがないぞ😏
結局役職で呼ぼうが、さん付けにしようが、良い会社は伸びるし、ダメな会社は廃れるのだ。
だが、私の経験から申し上げれば、さん付けの方がコミュニケーションを取りやすいのは明らかだ。
私は役職呼びのサラリーマン生活が長かった。
ところがある日突然「さん付け」が会社の方針となったのである。
最初は戸惑った。
習慣というのは恐ろしいのだ😵
最初にさん付けを発するには相当勇気が必要だったのである。
だって昔は全部役職で呼んでたんだよ!
私が若い頃はさん付けなんて考えもしなかった時代だった。
全員完全に役職で呼び合っていたのである。
部長や課長はまだ呼び易いが、中には「部長代理」とか「支店長補佐」とか、「副部長心得」みたいな、わかりづらい面倒な役職もあったりしたのである。
それでも「福田部長代理」とか「山田支店長補佐」とか呼んでいた。
しかし長い。
長すぎるのだ💦💦
だんだん面倒になった誰かが、「福田代理」とか呼び始めた。
そーゆーのは簡単な方がいいからどんどん定着する。
やってみると別の何の不都合もないからだ。
すると次は、名前を省略して「代理」と呼びかける勇気ある人が登場する。
これもどんどん広まり、名前まで省略して「代理」「補佐」「心得」などわけのわからない呼び方が社内に充満するのであった。
社外の人が聞いたら、もうホントに何が何だかわからないのである💦💦💦
さん付けのメリットは?
コミュニケーションアップということであろう。
「福田部長」と呼びかけるのと、「福田さん」と呼びかけるのでは緊張感が違う。
さん付けならフラットに会話が進みそうな気がするではないか。
さん付け否定派の意見には、「管理職が役職に対する責任感や誇りを失い組織が衰退する」などというものもあるが、私は全然そんな風には思わない。
少しでも自由に意見を言えるようにする方がよっぽど大事である。
今や、誰のアイデアや意見でも、良いものはスピード感を持って採用する時代だ。
新入社員の意見が会社を救ったりすることだってあって然るべきなのだ。
ならば、意見を言いやすい雰囲気を作るのは企業の生命線とも言えるではないか。
さん付けは当然相互にやるべき!
上司や役職者をさん付けするだけではダメである。
上司や先輩からも、部下や後輩をさん付けすべきだろう。
課長が「福田さん」と呼ばれ、「なんだよ、山田」と返すのではコミュニケーションが不調になるのだ。
上司も「山田さん」と、お互いさん付けになるよう呼ぶべきである。
これで対等の会話が進みやすくなるのだ。
昔は上司に対しては役職呼び、部下に対しては呼び捨てや君付け、ちゃん付けであった。
男性の部下に対しては君づけ、女性の部下にはちゃん付けとかいう職場も多かったのではないか。
今やセクハラ問題もあり、女性に対するちゃん付けは許されない時代である。
ならば基本は、社内では誰と話すときもお互い「さん付け」が正しいのだと思う。
さん付けは既に過去の遺物!時代はちゃん付け?!
上司から部下へのさん付けは、会話の「次に続く言葉」が変わって来る。例えば叱責する場面があったとしよう。
呼び捨ての場合は「山田ぁ!てめー何やってんだぁ!」
君付けの場合は「山田君、ダメじゃないか!」
さん付けの場合は「山田さん、ちょっと困りますねぇ」
というように、段々柔らかくなるのではないか😁
ならばいっそのこと、全部ちゃん付けはどうだ!
上司が部下に「山田ちゃぁん、ダメじゃん、こんなことしたらさぁ」
部下が上司に「すんませ~ん。以後気をつけま~す」
みたいな感じだな。
バカじゃないか!と怒る方もいらっしゃるかも知れない。
しかし私は大真面目である。
勿論事業の内容や業態にもよるだろうが、役職を超えたコミュニケーションアップが会社の大命題なら、全部ちゃん付けだって全然OKなのではないだろうか。
本名とは違う「ビジネスネーム」で呼び合い、名刺にまで記載し、社外の人にもそれで通している会社だってあるくらいなのだ。
※レンタルのニッケン(「レンタルのニッケン 役員」で検索するとHPの役員一覧がヒットしますが、ビジネスネームと本名が記載されています)
また実は、既に「ほとんどちゃん付け」という会社も存在している。
ここは従業員2,000名の大手企業である。
この会社では、同じ役職以下の人を呼ぶ時は、すべてちゃん付けである。
何故そのような形になったかを訊いてみると、やはりコミュニケーションアップという答えが返って来た。
ちゃん付けにしたことで、褒めたり注意したりする機会が飛躍的に増えたという。
気軽に声をかけやすい雰囲気作りが自然にできるようになったというのだ。
「福田さん」と声をかけると、お互いやや構えるではないか。
しかし、「福田ちゃぁん」と言われれば、人は笑顔で振り向くのだ。
結局要は、目的のためにどう社内の文化を組み立てるのかなのだ。
まとめ:まずはさん付け!ポイントはコミュニケーションのあり方!
とは言うものの、いきなりちゃん付けは難しかろう💦
まずは「相互のさん付け」である。
冒頭の大手都市銀行を例に取れば、新入行員が頭取に対して「〇〇さん」と普通に言えれば、次の言葉は続きやすいのである。
互いに同じ呼び方をすることはコミュニケーションを良化し、自然により風通しの良い職場になることは間違いないだろう。
勿論呼び方だけではない。
社歴や役職を超え、お互いが認め合い尊敬しあう職場にしなくてはならないのである。
社歴や役職を超え、お互いが認め合い尊敬しあう職場にしなくてはならないのである。
しかしなぁ・・・😓
昔役職呼びの時代に直属の上司で課長だった人とかに久々に会ったりすると、思わず「〇〇課長」とか呼んでしまったりするもんな。
だってさぁ、その時代にずっとそう呼んでて、一回もさん付けとかしたことないから仕方ないのだ。
それにその人も「何いつまで課長なんて言ってんだよぉ!」とか言いながらも何かすごく嬉しそうなんだもんな。
そうすっとこっちも思わず調子に乗って、「いやいや、〇〇さんは私にとっては永遠に上司であり課長ですから」
とかなんとかついつい上手いコト言っちゃうんだよね。
これって「サラリーマンの上手いコト言いランキング」のベスト10には入るセリフだもんなぁ。
これが無くなるのはちょっと寂しいような気もするなぁ・・・💦
コメント