サラリーマンは報告の仕方がめっちゃ大事!評価を上げる報告の仕方がまるっと分かります!
サラリーマンの重要な仕事の一つは「報告」である。報告力という言葉はないが、報告力は歴然として存在する。実は報告力が高い社員ほど高く評価されるものなのである。ビジネスでは報告の仕方が雌雄を決すのだ。簡潔にまとめ結論は先に!上司からの評価が上がる報告の仕方がまるっとわかります!
(^.^)本日の記事の見出し
👉バレる嘘はつくな!バレない嘘ならいくらついても良い!
👉「報告の鬼」のスゴいエピソード!
👉このエピソードはセーフ?それともアウト?!
👉苦労した結果の成果の方が評価されるのだ!
👉悪い報告をする場合は、上司の指摘しそうなことはあらかじめ対応しておく!
👉上司が更に上に報告し易いように組立てる!
👉結論を先に言え~!
👉まとめ:「報告力」は相手の立場に立ってストーリーメイクする力!
👉バレる嘘はつくな!バレない嘘ならいくらついても良い!
昔尊敬する先輩である私の師匠Yさんに言われたのは、「バレる嘘は絶対つくな。バレない嘘ならいくらついてもいい」ということであった。
当時はまだ若かったのでよく理解できなかったが、職位が上がるにつれなるほどと思うようなことが度々あった。
嘘の報告をした場合、もしその嘘が露見すると壊滅的なダメージを被ることになるという事例を何度か垣間見た。
嘘の報告をした場合、もしその嘘が露見すると壊滅的なダメージを被ることになるという事例を何度か垣間見た。
通常、報告は上司を中心に目上の人にするものだ。
上司に嘘をつきそれがバレれば「嘘つき」というレッテルが貼られ、それは悪評となってしまいなかなか挽回できるものではない。
一発退場のような感じである。
だから絶対に嘘をついてはいけないのだ。
しかし報告力の高い人は、嘘はつかないまでも「誇張」や「拡大解釈」や「微妙な言い回し」などを駆使して見事に手柄は10倍、ミスは10分の1に報告するのである(^.^)
しかし報告力の高い人は、嘘はつかないまでも「誇張」や「拡大解釈」や「微妙な言い回し」などを駆使して見事に手柄は10倍、ミスは10分の1に報告するのである(^.^)
👉「報告の鬼」のスゴいエピソード!
私が密かに報告の鬼と呼んでいたHさんであるが、この人は凄かった。
ある時隣席のHさんが電話を取った。
珍しく飛び込みの電話照会であった。
新規に創設した企業がリスク全般の説明に来て欲しいという、まずあり得ないようなラッキーな話であった。
裏があるといけないので勿論慎重に対応はするのだが、このケースは何も問題のない先であったので、代理店の方と同行したHさんが見事に大型契約を獲得したのだった。
さて、するとHさんはすぐさま私と代理店のAさんを飲みに誘った。
さて、するとHさんはすぐさま私と代理店のAさんを飲みに誘った。
そしてたらふく御馳走してくれた後私とAさんに、今日の契約は自分が飛び込みで取ったことにしてくれ、と言ったのである。
えええぇ?!と思った。
えええぇ?!と思った。
真逆なのである(◎_◎;)
この件はたまたまかかってきた電話をHさんがたまたま取って、しかもたまたまホントに良いお客様だったので契約になったという、「3たまたま契約」なのである。
それを逆に自分が飛び込みできっかけを作り、Aさんと一緒に通いつめ、苦労に苦労を重ねようやく成約したというストーリー仕立てにするというのである。
しかしそこまでやってしまうとバレたら面倒ではないのか(-_-;)
しかしそこまでやってしまうとバレたら面倒ではないのか(-_-;)
その疑問をぶつけてみるとHさんはにっこり笑い、「大型契約だけど、奥行きから言っても課長が挨拶に行く規模にはならない。君とAさんさえ黙っててくれれば絶対にバレることはないよ」と言うのである。
ご馳走になった手前もあるし、そもそも私もAさんも、Hさんとは仲が良かった為、Hさんを陥れるようなことをするはずもないので快く了承した。
Hさんは3たまたまを隠し、飛び込みをきっかけに艱難辛苦を乗り越え必死の思いで契約を獲得したという、聞くも涙語るも涙のサクセスストーリーをでっち上げ課長に報告した。
Hさんは3たまたまを隠し、飛び込みをきっかけに艱難辛苦を乗り越え必死の思いで契約を獲得したという、聞くも涙語るも涙のサクセスストーリーをでっち上げ課長に報告した。
報告は課長から部長へ上がり、更に担当役員にまで伝わり、Hさんは単にこの件で評価を上げただけでなく、「Hは優秀」という評判を広めるのことにも見事に成功したのである。
👉このエピソードはセーフ?それともアウト?!
何というひどい人だろうと思われるだろうか。
確かにひどいが、この嘘は誰も傷つけてはいない。
ギリギリセーフではないのか。
確かに正直に報告すればたまたまラッキーだっただけ、という印象を持たれ全くと言っていいほど評価にはつながらなかったと思う。
確かに正直に報告すればたまたまラッキーだっただけ、という印象を持たれ全くと言っていいほど評価にはつながらなかったと思う。
しかしほとんどの人は正直に報告するものである。
報告の鬼Hさんは、この案件とその後の評価の全体像を俯瞰できたのだと思う。
そして俯瞰図に基づき周到に組立てを行ったのだろう。
その点については凄みさえ感じる(◎_◎;)
結局、評価というものには取組みプロセスが大いに関連する。
現代の人事評価制度では、成果評価とプロセス評価を両建てとしている会社も多い。
同じ成果を創出したとしても、何の苦労もしなかった人と必死の努力を重ねた人では評価には大きな差が付くものなのだ。
同じ成果で評価が異なるのなら、なるべく「難易度が高い仕事を達成した」ことにした方が有利である。
同じ成果で評価が異なるのなら、なるべく「難易度が高い仕事を達成した」ことにした方が有利である。
バレない程度に誇張するのだ。
結構ちょっとしたことで印象操作が出来るので、少しでも評価が高くなるようにストーリーを組み立てたいものである。
Hさんの名誉の為に申し上げるが、Hさんは大変優秀な人であり、一つ一つの仕事もしっかりこなす。
そのベースがあるからこそこのような離れ業が出来たのだと思う。
👉悪い報告をする場合は、上司の指摘しそうなことはあらかじめ対応しておく!
悪い報告をする場合は、上司が「じゃあこれはやったのか!」とか言いそうなことはあらかじめ対応しておく必要がある。
指摘されたことをまたこの時点から対応するのは面倒だし、そんなに上手く行くこともない(^^;
「そこまでやったなら仕方ないな」と言わせるように事前に段取りしておく必要がある。
このやりとりは結構重要である。
事前に対応しておけば(おー、こいつはなかなかしっかりしてるな)と印象付けできるし、何もしてなければ(どーしようもないヤツだ)などと思われてしまうのである。
まずは上司の立場に立って、言いそうなことを考えておくことが重要である。
👉上司が更に上に報告し易いように組立てる!
例えばあなたが上司である課長に、契約が他社に取られたという報告をするとしよう。
この時に留意しなくてはならないのは、課長が部長に報告し易いのはどういう内容だろう?ということである。
極力気を付けたいのは「悪い報告は良い報告と一緒にする」ということだ。
悪い報告3連発オンリー!などというのを持って行けば、あなたや上司である課長の評価はガタ落ちである。
「A社の契約を他社に取られたが、B社の契約で埋め合わせする」とか、「A社では次の入札では当社を優先にすると言ってくれてる」とか、少しでもプラス要素を加えることで、課長は部長に報告し易くなるのだ。
出来る出来ないよりも、まずは相手が許しやすいようなストーリーを考えることが最も大切と心得たい。
👉結論を先に言え~!
最悪の報告の仕方は、長~~~~く引っ張った挙句結果が悪いだけ、というヤツである。
報告の仕方で最も重要なのは、簡潔にまとめ結論は先に言う!ということである。
前項を例に取り、悪い例を挙げると以下のような感じだ。
「実はA社に先日呼ばれまして、C部長さんが今回の契約はちょっと他社にしようかと思っていると言われました。私はびっくりして、それはちょっと困ります、上司に報告できません、何とかしてください、泣きそうです、死にそうです、と何度も何度も泣かんばかりに説得して、C部長もそうかそうかと聞いてくれて、何とかなりそうかなと思ったのですが、最後の最後にやっぱりダメと言われました。私としては精いっぱい粘ったのですが・・・。」
わ~~~~~💦これはヒドイですね。
長いし途中で結論をちょっと先送りしておきながら最後はダメで言い訳がましい。
こんな報告をしていたら評価はダダ下がりである。
なので正しくはこう言えばいい。
「実はA社のC部長から今回の契約はトップの意向で他社へ移行せざるを得ないが、福田さんには世話になっているので埋め合わせを考えてるからしばらく辛抱してもらえないかと言われました」
これは同じ事態を報告しているのだ。
やや誇張や言い回しの工夫は行ってはいるが💦それだけで全然印象が違って来るのである!
👉まとめ:「報告力」は相手の立場に立ってストーリーメイクする力!
報告力は台本を作る=ストーリーメイクする力である。
そしてその台本は、相手の立場に立った場合にどう思うか、ということが最も大きなポイントである。
良い報告なら(あー、そんなに苦労して成し遂げたなんてスゴいヤツだなぁ)と思わせるように組立てるし、悪い報告なら(そこまでやってダメなら仕方ないな)と思わせるのである。
そして悪い報告の場合、上司が咄嗟に考えるのは、自分の保身である。
そこまでを事前にしっかりイメージしてストーリーメイクすることが、良いことは10倍、悪いことは10分の1のコツなのだ。
なので「重要な報告は必ず台本を作り練習する」ことが重要である。
頭の中だけで考え一発勝負するのは危険極まりない。
そして最後にもう一度申し上げておく。
「バレる嘘は絶対つくな。バレない嘘ならいくらついてもいい」
これは正に名言と言えよう。
しかし、バレないと思ってついた嘘がバレる場合だって当然ある(◎_◎;)
最近政治や企業などで、絶対バレないと思ってついた嘘が、最終的にバレて地獄に堕ちる事例が後を絶たない💦
SNS等のネット匿名情報発信の容易さなどから社会は劇的に変貌している。
社内の情報も例外ではないのだ。
最近政治や企業などで、絶対バレないと思ってついた嘘が、最終的にバレて地獄に堕ちる事例が後を絶たない💦
SNS等のネット匿名情報発信の容易さなどから社会は劇的に変貌している。
社内の情報も例外ではないのだ。
報告力を磨くのは一朝一夕には行かない。
だが、嘘はつかずともポイントを稼ぐスキルは磨けば必ず光るのである。
だが、嘘はつかずともポイントを稼ぐスキルは磨けば必ず光るのである。
常に考え続けることこそが上達のカギなのだ!
コメント