仕事のミスや失敗での言い訳の仕方はこれ!最強の言い訳術を伝授!/サラリーマンサバイバルマニュアル⑥



仕事のミスや失敗した時などの言い訳の仕方はこれ!

サラリーマンの言い訳は「技術」です!



2019年6月更新!サラリーマンの技術の中に「言い訳」がある。ミスや失敗は誰しも必ず起こす。しかしその後の対応で致命的なダメージを被ったり、ピンチをチャンスに換え評価を上げることが出来たりするものなのである。その辺の言い訳の技術についてまるっとまとめてみました!






(^.^)本日の記事の見出し


👉言い訳は嘘がバレたらThe End!


👉150%謝罪理論!


👉部下を庇うのは実は自分のため!


👉戦略観が大事!


👉釈明と言い訳は違う!釈明は徹底的に!


👉言い訳癖のある人はNG!


👉まとめ:言い訳はしないが釈明はする!キーワードは戦略観!









👉言い訳は嘘がバレたらThe End!

 仕事の言い訳は、自分の責任ではないように言いつくろいダメージを減らす目的で為される。

 なので先ず考えるのは、嘘や誇張の入った言い訳をして相手に「バレるかバレないか」ということである。

 相手は大概上司だ。

 お客様や商談相手の場合もあるが、本編では上司に対する言い訳に絞って記していく。


 対策は上司の力量によって大きく変わる。

 なので、優秀な上司や疑り深い相手に責任回避的な言動をして、あー、こいつ言い訳してるけどホントは違うんじゃね?嘘言ってんじゃね?などと疑われるだけでも相当マイナスなのである💦

 そして言い訳の嘘がバレたらThe Endだ。

 そういうヤツと思われれば、もう二度と信用されないのだ。

 




👉150%謝罪理論!

 上司に対する言い訳技術で一番カッコ良く尚且つ効果が大きいのは、100%謝るという手法である。

 150%謝る、と言った方が良いかもしれない。

 とりあえず「150%謝罪理論」と名づけておく。

 つまり、ともかく非を認め全面的に、そして出来れば自分の責任以上に抱え込んで謝るという手法である。

 例えばあなたが課長で、あなたの部下がミスをしてトラブルになったとする。


 そしてそのことを部長に報告しなくてはならない。
 あなたには管理監督責任がある。

 しかしあなたが直接犯したミスではない。
 そんなケースではハンドリング次第で結果は大きく変わるのである。





👉部下を庇うのは実は自分のため!



 こんな時に、「〇〇君はホントに困ったヤツですね。私も呆れてます」などとは口が裂けても言ってはいけない。

「〇〇君のミスですので私から厳しく指導いたします」というパターンもあるのだろうが、「すべて私の責任です。申し訳ありませんでした。
今後は一切このようなことが発生しないよう私が責任を持って対処します」というのが正しい言い方だと思う。

 これには複数の理由がある。

 部長から見れば「部下を庇う良い上司」と映るであろうし、実際にミスを犯し一番落ち込んでいる〇〇君も(ありがたい。この人の為に頑張らねば)と思うものである。

 更なるベストなシナリオは、
「あなたがすべての責任を抱え込み部長に150%謝罪したが、後日あなたには責任がほとんど無かったことが他の人から部長の耳に入る」というゴールデンパターンである。

 こうなればあなたの信頼度は更にアップし、評価が上がること間違いない。


 しぶとい人は他人を介し、後日部長に伝わるよう仕組んだりもするのである(;'∀')


 




👉戦略観が大事!



 このような考え方は戦略観という言葉に置き換えても良いと思う。

 最近私は、本編でこの戦略観という言葉を多用している。

 しかし私がこれをしっかり有し、今まで十分に対応出来ていたかと言えばそうではない(-_-;)

 勿論何となく自然に出来ていたことも多いのだが、今にして思えばもっときっちり自分の中に作ってさえおけば、と反省しきりなのである。

 だからこそ、ここで力を込め皆さんにお伝えしたい。

 戦略観があればピンチをチャンスにすることも可能です!


 例えばこの、課長であるあなたが部長に言い訳をしなくてはならないというピンチをどのようにチャンスに結び付けるかは、大きく案件全体を見る戦略観を有しているかどうかにかかっている。

 そのような観点で見た場合は、部下のミスについては言い訳はしないのが結局ベストな言い訳なのだ。 

 人は怒られたら瞬間的に言い訳したり、責任転嫁をしたくなる。

 しかしそれで大きく損をしている場合が多いのだ。

 最悪なパターンは誰かに責任転嫁して言い訳し、バレて信用を失うケースである。

 ダメージが倍加するのだ!

 敢えて責任を被った方が得な場合もあるので、全体を俯瞰する戦略観を有して判断すべきである。









👉釈明と言い訳は違う!釈明は徹底的に!


 一方、逆に徹底的に弁明した方が良い場合もある。

 濡れ衣や誤解がある場合は、それを甘んじて受けてはならない。
 
釈明は毅然ととことんすべきである。

 また、部下のミスなどではなくあなた一人だけが原因のトラブルなら、上司に謝罪する際に単に頭を下げるだけでなく、
解決策や再発防止策をセットで説明することが最も大切である。

 つまり、ピンチの時にこそ深呼吸して心を静め、
どのように対応するのが自分にとって先々プラスになるのかを考え、方法論を冷静に組立てることが肝心なのだ。

  感情に負けて、何とかその場を逃れようと単純な言い訳に走るのは非常に危険である。



👉言い訳癖のある人はNG!


「いや・・・」というのが口癖の先輩がいた。

 理論派であり雄弁な人で議論好きであった。

 何か言われると、「いや・・・それはそうじゃなくてこうなんじゃないか」というように、必ず対論をぶつけるのである。

 そして何か自分に非があったことを指摘されても、「いや・・・それはこういう理由で」と無意識に言い訳をしてしまうのであった。

 優秀な人だったしイヤな人ではなかったのだが、そういう癖が何となくついてしまったのだと思う。


 随分若い頃のことだが、ある時課のメンバーと会社の上層部とが懇談する機会があった。
 そんなことは滅多にないのでメンバー全員緊張していた。
 
 ざっくばらんに議論していたのだが、上層部の人が「ともかく今年度は結果を出さないとな。そうだろ」とその先輩に言った。

 すると先輩は癖で「いや・・・」と言ってしまったのである。

 その人はムッとして先輩を睨んだ。
 先輩は真っ青になって「いや・・・」と口走る。

「いや、とはどういうことだ!」と、更に上層部の人の怒りモードは頂点に達し、火だるまとなった先輩は焦りまくるが、口から出て来るのは「いや・・・、いや・・・、いや・・・」。

 正に地獄である。いや地獄💦


 先輩は「いや・・・、この『いや』というのはただの癖でありまして、全く他意はありません」と言いたかったのだろうが、極度の緊張と焦りで阿鼻叫喚のいや地獄から抜け出せなかったのであった。


 恐ろしい。

 本当に言い訳癖は恐ろしいのだ(/ω\)





👉まとめ:言い訳はしないが釈明はする!キーワードは戦略観!


 言い訳する際にまず考えたいのは「相手がどう思うか」ということである。
 どのような展開になったら自分が得なのかを、戦略観を持って考えるのだ。


 瞬間的に判断が求められることも多いのでシンプルに申し上げれば、「言い訳はしないが釈明はする」と決めておくのが賢明である。

 どんなに相手が怒っていようとも、言い訳がましいことは言わないと決めてしまえば何とか耐えられる。

 だって、結局は最後に得になる方がいいでしょ( `ー´)ノ